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おはようございます。

昨日は、画像サーバーがダウンしてご迷惑をかけました。
復旧しましたので、今日からは通常どおりいろんな検査が
その場でできます。ただ過去の画像の復旧には時間がかかりますので
ご報告が遅れる場合があります。

火曜日の2例目は、1年数か月前に名古屋から来られた
ネクサバールが効果が無くなり多発肝癌が活動しはじめ、私の治療で
すべて消していた患者さんが再発したとのこで来られたのです。
治療前 DSA
治療前 アンギオCT
アンギオCTしますと、S6に4cmぐらいの再発があり、肝臓中に
転移巣が広がっていました。それぞれマイクロカテーテルを進めて
すべての肝がんを門脈動脈同時塞栓療法と肝動脈塞栓術しましたが
血管が難しく、苦労しました
治療後CT

もっと早く、再発を見つけてほしいものです。
3時間もかかりました・・・。

今日も手術が2例あります。
ガン張りますか・・!!
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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体
コメント
早く再発を見つけるには
先生のがんばりに敬服している肝癌サバイバーです。
 再発を早期に見つけるには、主治医にどのように検査をすすめていただくか、上手なお願いの仕方を教えていただけませんでしょうか。
2013/04/04(Thu) 09:42 | URL | sin | 【編集
Re: 早く再発を見つけるには
Sinさん

いつもご覧いただきありがとうございます。
なかなかコメントが出来ず、
遅くなりまして申し訳ございません。

私は、肝癌治療後の初めの2年間は3ヶ月に一度の造影CTと
採血をおすすめしています。
それを過ぎればもう少し間隔を空けてよろしいかと思います。
造影アレルギーがある場合は、エコーと造影MRとの組み合わせで
フォローするしかないのですが、エコーは必ず盲点があり、
造影MRは早期相で染まり、肝細胞相ではっきりぬける結節がある場合、
再発と考えてください。肝細胞相だけの情報だけでは肝癌を診断するのは難しいと考えております。
平均的な肝癌のバブリングタイムは3ヶ月くらいなので、
3ヶ月というのは一つのポイントです。
主治医にもそのようにお願いされてはどうでしょうか?
2013/04/09(Tue) 07:08 | URL | ガンちゃん先生より | 【編集
大病院では
サーバーのトラブルなどでお忙しい中をさっそくコメントをありがとうございます。
 3か月ごとのエコと造影CT等の組み合わせによる経過観察が大事とのこと、ご教授ありがとうございました。大病院では患者数が多く、検査を入れることと、その説明を聞くための受診が大変そうです。
 私は、画像検査は信頼の置けそうな専門クリニックを利用しています。そのような病診連携がもっと必要なのでしょうね。そして、ていねいに画像検査をしてくれる施設情報の提供も大事でしょうね。
2013/04/10(Wed) 07:36 | URL | sin | 【編集
ガンちゃん先生、お元気でしょうか?いつもバイタリティ溢れている先生を尊敬してます。私は今内科外科病棟のある病院につとめています。
肝臓癌があり、臍部のヘルニアでの術後ESBL感染を起こしました。手術は当院では行ってません。
ESBLがよくわからなくて、ガンちやん先生の、お力を借りしたく思います。
①基質特異性の意味を教えて下さい。
②市中感染と院内感染の違いと、治療法は違うのですか?
③CTx_Mの意味を教えて下さい。
④メロペネムなどのカルバぺネム系抗菌薬の具体的な薬の名前を教えてください。
⑤耐性があるとは、その抗菌薬がきくということですか?
お忙しいのに、たくさんの質問してすいません。
私、今度これについての発表しないといけなくなり、焦っています。
2013/05/09(Thu) 01:39 | URL | ななみ | 【編集
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