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おはようございます。

朝は冷えますね、この秋初めて、暖房を使いました。
風邪の患者さんが増えてきました。
インフルエンザの予防注射も早めにしておいた方が
良さそうです。

昨日の1例目は、巨大大腸がん肝転移の患者さんでした。
今までの治療で、肝動脈から栄養される部分は
ほとんど消え、右にわずかに残るだけでしたので
まず、右肝動脈を完全に治療しました。
DSA 肝動脈  矢印が残っている転移性肝癌です

右の巨大な肝転移は、肋間動脈、右横隔膜下動脈を
栄養動脈としていましたので、それらを治療し
右の巨大な肝転移はほとんど治療しました。
DSA 肋間動脈
DSA 右横隔膜下動脈
治療後CT

後は、左の肝外栄養動脈などを探せば、良さそうです。
初診から11ヶ月になりますが、それまで、抗がん剤治療では
増大するばかりでしたが、今では、転移のかなりな部分が
消えました。

血流が多い肝転移は、かなり効果が出ますが、血管探しは
大変でした。

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体
コメント
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2012/10/24(Wed) 19:22 |  |  | 【編集
初めまして
読ませて頂いて、義父と全く同じ転移の仕方でしたので、
正直、義父のことではないかと思ったほどでした。

私は介護ヘルパーに就いています。

現在、義父は横隔膜転移の抗がん剤に切り替わり、
やはり体調冴えず、一旦 抗がん剤治療を中止しています。

お聞きしたいのですが、
今後、再転移が考えられる部位は何処になると予想されますか?
義父は70歳、最悪、余命はどの位でしょう?
2012/11/19(Mon) 00:27 | URL | あぶまき | 【編集
Re: 初めまして
あぶまきさん

コメントが遅くなりまして申し訳ございません。

お義父さまのこと、ご相談頂きましたが
これだけの情報では答えようがありません。
必要ならば、もうちょっと詳しい情報をお送り頂けたらと思います。


2012/11/25(Sun) 16:19 | URL | ガンちゃん先生より | 【編集
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