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おはようございます。

全国から、肝癌の患者さんがこられますが、ほとんどの方は
治療していた病院で、これ以上の治療はできませんと宣告されてから
私の医院を探してこられます。

例えば、先週の土曜日に手術した43歳の男性は、愛知医科大学で
B型慢性肝炎で治療されていましたが、ガンが6cmになって
発見され、色んな治療をうけ、ガンはどんどん進行し
肝臓中にガンが広がり、門脈腫瘍が肝臓ないから、肝臓の外まで
延びて、これ以上は治療できませんと宣告されてから
私の所にこられました。
DSA
治療後CT

門脈腫瘍栓の外の部分は、外科医にとってもらい、肝臓の中の
ガンと腫瘍栓は、なんとか私が治療しましたが、ここまで進むと
なかなか治癒は望めません。

多くの患者さんが、このような状態になって来られます。
なぜ、こんな状態になるまでがまんされるのか不思議です。
治療うけながら、がんは進行していっているのですから
なぜ、もっと早くセカンドオピニオンを求められないのか
不思議です。

主治医はきちんと説明しないで、かってに治療をすすめるのでしょうか。
患者さんは、病状が悪化していっていることを知らされないのでしょうか。
患者さんは、自分のガンが受けた治療で消えたかどうかきちんと
説明されないのでしょうか。

患者さんも、もっと自分のガンが、その治療で治って行っているのか
もっと、きちんと説明をもとめるべきで、すこしでも早い時期に
他の治療はないのか調べるべきです。

ガンは、早い時期にきちんとした治療をしないと治りません。

今日は大変な手術が2例あります。
ガン張りますか!!
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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体
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おはようございます。全国から、肝癌の患者さんがこられますが、ほとんどの方は治療していた病院で、これ以上の治療はできませんと宣告されてから私の医院を探してこられます。例えば、先週の土曜日に手術した43歳の男性は、愛知医科大学でB型慢性肝炎で治療されていまし?...
2012/06/08(Fri) 07:18:31 |  まとめwoネタ速neo