木曜日の2例目は、以前ブログに書いた、肝臓の
中央部に大きな肝癌があり、下大静脈腫瘍栓があり
右副腎に転移のある患者さんでした。肝臓のガンと
下大静脈腫瘍栓は私の治療をし、副腎転移には放射線治療をしました。

DSAしますと、肝内のガンはかなり減っていましたが
副腎転移は死んでいませんでした。肝内の残りのガンと
右副腎の塞栓術をしました。
教科書的には、副腎転移は肝癌の血行性転移の代表のひとつで
右が左より、2倍多いと言われていますが、論文にも書きましたが
右の副腎転移は、肝臓から肝癌が右の副腎に圧迫浸潤しているものが
案外多く、外科切除などで予後がかなり良くなることがあります。
論文で紹介しましたが、右の副腎転移を切除したところ、約10年
生存した患者さんがいました。
それで、今回右副腎動脈をしっかりと塞栓しました。
予後の改善を期待しています。
なせば成るを期待しています。
今日も外来です。頑張りますか、、。
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