昨日は3例の手術をして、今朝も身体がばりばりです。
3例目は、鹿児島からの40歳の女性でした。

超巨大な肝癌が、肝臓の右にあり、肺を圧迫し胸腹水があり
ビリルビン1.5mg/dlの黄疸がある状態でこられました。
前回までで、持続動注カテーテルは抜去し、肝動脈で
栄養されているガンは消しましたが、あと3分の1残っていました。
小さい可愛い女の子のオカーサンです。
朝、状態が良ければ、3例目に残りをしますと告げ、手術に入りますと
3例目の患者さんが39度の熱発をしていますと報告があり
解熱剤と抗生剤の指示をだし、本人に今日手術をするかどうか
意志を確かめますと、是非やってくださいとの返事でした。
幸い、熱も38度に下がり、右横隔膜下動脈から栄養される
残りの肝癌をすべて治療しました。今回はシスプラチン100mg
エピルビシン50mg、リピオドール18ml使用しました。
通常ガンが大きすぎたり、広がりすぎたりしている時は
1~2週間の間をあけて、体力の回復をまって手術を繰り返して
行きますが、彼女の場合、そんな悠長に待てる状態ではありませんでした。
なんせ、AFP685000μg/mlなのですから、、。
それにしても、彼女は頑張っています。なんとかガンを克服しようと
酸素を吸いながら、はい、頑張って食べます。お願いしますと
力強く答える姿を見ていると、なんとかしてあげたいとの思いがつのります。
一応すべてのガンの治療をしました。早くお子さんとの生活に
戻れるようにしたいと思います。
がんばれ、鹿児島おごじょ、、!!
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