

昨日の手術も2例で6時間以上かかり、さすがに
身体がばりばりで、疲労こんぱいのピークです。
1例目は、大阪から来られた若い男性です。
持続動注療法が効果無く、ネクサバールを勧められ
私を頼って来られました。
太い持続動注用のカテーテルが入っており、先端が
胃十二指腸動脈に入っており、持続動注療法も効果がでるはずありません。
苦労しながら、肝機能の悪い患者さんで、できるかぎり抹消に
マイクロカテーテルを進め、全ての肝癌を治療しましたが
左葉外側は、左胃動脈から栄養されており、意味もなくコイルが
入っており治療に苦労しました。
こんな太いカテーテルが入っていると、すぐに血管がだめになります。
元の主治医に手紙を書いて、抜去してもらうことにします。
私は、肝臓学会の専門医をもっていません。
開業の時に専門医制度が始まり、開業と同時に沢山の重症の肝癌患者さんを
抱えましたので、その後の更新を考えると、内科学会と消化器病学会の
専門医のみを取得しましたが、どうも私が肝癌治療専門医を
認定したほうが良いようです。30年以上1000例近くの肝癌
患者さんを診てきたのですから、その資格はありませんでしょうか、、、。
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今回は父の治療をしていただきありがとうございました。
大阪での手術後の父は随分と辛そうでしたが、今回は非常に楽だったと聞き、安堵感でいっぱいです。
質問ですが…
父のカテーテルを大阪で除去しなければならならいのはどのような理由からでしょうか?
可能ならば、岩本先生にお願いしたいです。
大変お忙しい中申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
コメント頂きありがとうございます。
この件は、お父様とも直接お話させていただきました。
大変お忙しい中、対応していただけるそうで、本当にありがとうございます。
父も母も非常に喜んでいます。
引き続きよろしくお願いいたします。