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おはようございます。

B型肝炎患者さんは、
若くて肝癌を発症することがあります。

Aさんは、32歳の美人さんですが、1年少し前、
市内の大きな病院で、大きな肝癌の切除を受け、
再発予防のネクサバールを飲んでいましたが
今年になり、肝癌が再発し、私の所に来られました。

アンギオCTしますと、切除断端近くに、約3.0cm大の
再発がありました。
アンギオCTにて矢印がガンになります

細い栄養動脈に1.6Frの極細のマイクロカテーテルを挿入し、
門脈動脈同時塞栓療法を完全にしました。
選択的腫瘍栄養動脈造営、治療後
ガンの近くにいく動脈も治療しました
治療後CT

その後AFPの下がりが悪く、再アンギオCT検査をし
はっきりとした再発はありませんでしたが
治療した肝癌近くに行く動脈を、完全に治療しました。

その後のCTで肝癌は消えたものと思います。.
AFPは100くらいありますが、L3分画は1.4%で
このAFP高値は、肝がんとは関係ないものと思われます。

B型のキャリアーさんは、若くても時々肝癌の有無を
調べたほうがよいと思います。
私の治療「門脈動脈同時塞栓療法」では、
B型のステイジⅠでは、5年生存率80%を超えます。

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体
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