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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

何故か
治療の記事よりも
お料理記事の方が反響が大きい気がします


昨日は6件
カテーテル治療

それも内容が濃い・・・疲れました・・・

午後が治療の時間ですので、
かなり集中して行わないと終わりません

この数の治療をしようとすると
手技のスピードが非常に必要です


と言っても、
手を抜いたり、雑に治療したり
途中であきらめたりはしません


一つ一つの手技を
正確に且つ素早く行わなければ
この数の治療は出来ないのです


医師によっては、
時間がかかってもただ丁寧にやれれば良いと考える人もいますが、
私はそうは思いません。

ヒトの集中力はもって1-2時間
長時間やっていれば、体力も気力も落ちますし、
治療血管によって簡単なところも
難しい所もあります


全てを素早くやっていないと、
難しいところに時間がかけられないのです

時間が長くなると患者さんもきついのです

ですので、治療は癌との本気の戦いなのです

さて、
本日ご紹介しますのは

カテーテルを留置することによる弊害

進行肝臓がんの治療
肝動注化学療法があります

カテーテルを肝動脈に留置して、
持続的に抗癌剤を繰り返し流すやり方です

進行肝臓がんに対する効果も高いのですが、
カテーテルを動脈内に埋め込むので、
時に血管が閉塞する場合があります


例えば、
この方の場合、

CT

外科手術後、50個近くの無数の再発

カテーテルを留置し、
肝動注化学療法 New FP療法
を行っております

無数にあった癌は
ほぼ消失・・・


良いのですが、
継続治療によって
留置していた肝動脈が、細くなってるのが確認されました


DSA hosoi
こういう場合は、完全に閉塞してしまうと
次の治療選択が難しくなりますので、
一旦、カテーテルを抜いてしまいます


この辺りが、
肝動注化学療法が広まりにくい理由の一つで

カテーテルを留置する手技が難しい上に、
管理も難しいのです


無数にあった癌が消え去るくらいの素晴らしい効果を持っているのですが・・・

さて、本日は
大学で実験です
やることいっぱい、さて、ガンばりますか

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2018/01/25(Thu) 20:24 |  |  | 【編集
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