ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
昨日も
二つ目の発表を
日本消化器病学会でしてきました
二つ目の発表は
基礎研究の発表でした
肝臓がんがなぜ出来るのか?
についての研究です
肝臓に炎症が起こり傷ができます
その傷が修復され硬くなっていくのが
肝硬変です
その過程で
癌化のきっかけ
遺伝子の変化が起こり
肝臓がんの芽ができ
それが育ち顕在化します
ですが・・・一つの疑問が上がります
一度肝臓がんが出来て
手術でうまく完全に切除出来た場合に
その後
何度も肝臓がんが出来てくる人
と
その後ずっと癌が出てこない人がいます
その理由はなんでしょうか?
今回の研究はその疑問を明らかにするために行った研究です
と言ってもそんなにたいそうな研究では無いのですが・・・
調べてみますと
肝臓がんが出てくる背景の肝臓組織の遺伝子に
様々な要因で後天的な遺伝子の修飾・変化が起こっている様です
漠然とした書き方ですが、
細かく書くと・・だいぶややこしい話になります(笑)
そういう遺伝子の修飾・変化を
エピゲノムと呼ぶのですが、
その中でもDNAのメチル化という変化に違いがある事が分かりました
DNAのメチル化を評価する事で
今後の肝臓がんが再発しやすいとか
しやすくないとかが
分かるかもしれない
・・・という話を学会でもしたのですが・・・・
みんな興味無いのか、分からないのか
質問も無く
寂しかったです・・泣
基礎研究の発表は
いつもそんな感じです(笑)
そして
発表が終わって、
岩本内科に戻って
前日の治療の患者さまへの説明や回診をして
その後は
家で勉強して・・・
盛りだくさんの疲れる・・・いやいや充実した一日でした
さて、今日は・・・今日こそは
ゆっくりしようかな
いや・・・家族サービスかな
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日帰り予定の動注治療でアレルギー反応が出て、岩本先生以下オペ室のスタッフが必死に対処してくれ、先生たちも私もホッとしている所にやって来た山口院長。「よくあることだから心配しないで。気にしない、気にしない。」とのたまわって、去って行きました。ア然とさせたり、抱腹絶倒に導いてくれる山口院長は、関西出身と確信しています。あのノリは、関西人でしかあり得ないのです。ヨシモトの座長とまでは云いませんが、間違いなく岩本内科の座長ではあるのです。不思議な院長です。
主人は54歳、今年の2月に1.5㎝大ステージI 肝臓がんの告知を受け6月に手術 その後ハーボニーを飲みウィルスが消滅し もう少しで飲み終わる予定です この先 3ヶ月に1度位のペースで様子を見る事になるんだと思います
肝臓がんは再発しやすいと とても心配なのですが 何に気をつけて生活したらよいのでしょう?アドバイスを頂けないでしょうか?
名古屋在住なのですが 打つ手が無くなった時(もっと早く伺った方がいいんですよね)岩本医院に お世話になろうと思っています
再発の可能性は0ではないでしょうが3か月単位の検査は必要でなくなると思います。
よかったですね!
基礎研究の方はまだまだ評価には遠いのですが・・・少しずつ発展させていきたいと思っています。ありがとうございます。
私も院長先生の患者さんへの接し方や話し方はとても参考にして、いつもこっそり勉強しています。そして知識も深いのです・・それも驚くほどに・・・
今の私が、私としていられるのも院長先生のおかげなのです・・
火曜日にお電話差し上げますね。
ブログも読んでくださってありがとうございます。
根治手術後のウイルス治療がもうすぐ終わりそうという事ですね。ハーボニーなどでウイルスを消滅させた後の発癌については今の肝臓領域の学会の話題の一つになっています。
多くの報告からみますと長期的には癌の発生はぐっと下がってくるようです。ですのでウイルスを消滅させたという選択肢はとても良いと思います。
注意が必要なのはウイルスを消してもすぐには癌の発生の確立が下がる訳ではなさそうという報告もある事です。これは、ウイルスを消す前の色々な肝臓内の変化が一定期間残存していることが考えられます。まずは数年間は最低でも3ヶ月毎の肝臓の画像評価、1-2ヶ月毎の採血評価が必要と思います。
今の正確な状態が分かりませんので、何を気を付けたらいいかは言いにくいのですが・・・全般的に言いますと~過ぎというのはやめましょう。
何かあればいつでもお問い合わせ下さい。
仰る通り、再発の可能性は長期的には減っていきます。ですが、すぐに安心してほったらかしになるとだいぶ良くありません。
一定期間は3ヶ月程度の画像検査は行う必要があると思います。