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おはようございます♪
2代目ガンちゃん先生です

医者の“あきらめない心”で
患者は前を向くきっかけを得ます


ちょっと体調が悪いなと
病院を受診したところ、

青天の霹靂のように
“あなたは癌を患っています”
“それもかなり進行していて、治療ができません”
と言われ、
突然、人生のレールを外された感覚に陥ります

本日、ご紹介しますのも
前医で1ヶ月前に癌が初めて見つかり、
余命1ヶ月の宣告をされ、
もう手の施しようが無いと言われた患者様
です

Angio CT

確かに極めて進行した肝臓がんで
門脈本幹へ癌が浸潤
肝臓内のほとんどが癌の状態
です

ですが、まだ肝臓機能は保たれており
希望がゼロでは無いのです


緊急的にカテーテルを留置して
肝動注化学療法を開始

治療前DSA

治療後

現在、治療を始めて1ヶ月とちょっとです
肝臓の機能は損なわず
癌の進行はありません


一番大切な事
いま、私が全力で治療している間に
ご本人やご家族は
癌と向き合いあいながら、
前向きに過ごして下さっています

その時間が大切なのです


これが、“もう治療出来ません”であれば、
この1ヶ月、暗くどんよりと過ごされた事でしょう・・


もちろん、
今の医学の限界もあり
積極的な治療が出来ない状況もあります


ですが、医者は簡単には
“治療が出来ない”とは言えないのです
その言葉で
患者を
癌以上に苦しめる可能性があるからです


医者の言葉で
患者の心は前にも後ろにも向くのです

治療以上に言葉は大切なところもあるのです


さて、
今日から“始動”です

今年も
患者様のために
全力で・・
ガンばりますか!


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コメント
私は大腸癌患者なのですが、先生が患者さん達の為に治療法を探り、技術を駆使して、全力で治療なさっている事が、このプログから伝わってきて、その事に励まされています。医師の言葉は患者には重いもので、昨今の様にあらゆるところで医師の発言が目にされる様になると、進行癌を患う者には、ため息をつきたくなる言論も多いのです。客観性を重んじなければ医師の仕事は成り立たないでしょうが、確率で切られていくようにさえ感じられることもあります。「死ぬまでに・・」「辞め時」「名誉ある撤退」等、色々表現はありますが、治療はできないと言っているだけです。進行癌を患えば、患者は否が応でも死と向き合います。患者が医師に望んでいるのは、死に至るまでの指南ではなく、生きている間の手助けをしてくれる治療なのです。何時かは治療を止める時が来るでしょう。まだ、普通に生活しているうちから、死への覚悟を迫る様な言論の医師は、何かに怯えているのかもしれませんね。
2017/01/04(Wed) 18:31 | URL | 寧 | 【編集
寧さんへのお返事
寧さん、コメントありがとうございます。
まさに核心を突いたコメントだと思います。医師自身が“死”に対して怯えているので、向き合う事が出来ないのかもしれません。
実際、医学教育には死、死生観についての教育はほとんどありません。
これからの医学教育にはその点が非常に重要になってくるのだと私は思います。まずは私自身が深く学び、経験し最良の医療を提供できる様になる必要があると思います。
新たな気付きを生むコメントを本当にありがとうございます。

2017/01/04(Wed) 22:10 | URL | 2代目ガンちゃん先生 | 【編集
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2017/01/05(Thu) 16:24 |  |  | 【編集
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