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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

絶対にあきらめない!

癌治療における
大切なキーワードです

もちろん
治療を受ける側である患者様の
決断で治療を断念する事は
あるかもしれませんが


医療を提供する側として
原則としてに大切にするべき言葉は
“絶対にあきらめない!”です


例えば、
肝動脈塞栓術、
当院では門脈動脈同時塞栓療法ですが、
カテーテル治療で癌の血管を治療していきます

癌によっては
非常に入りにくい血管があったり、
治療できない条件が重なる事はいくらでもあります


その中で治療を遂行し続けるのは至難の業です

治療において、
私の中で決めている事があります


それは
治療する側の理由で
治療を終了しない。

という事です

治療する側の理由とは、
例えば、体力的にもたないとか
気力がもたないとか、
集中力が切れたとか
そういった事です


それは当然だろうと思われるかもしれませんが、
治療時間が
4時間、5時間となると
確かに体力的にも
気力的にもぎりぎり限界となってきます


もちろん
癌を治療する際に、
治療効果より合併症などの危険性が高い場合などは
治療を断念する場合がありますが、
今治療するべき血管、癌がある限り
決してあきらめず治療を行います

こんな風に決めておかないと
自分の調子、体調によって
治療レベルが変化する可能性があるからです


常にベストな治療結果を望んでいるので
こういう条件を決めています


さて、
本日ご紹介するのは

胆嚢癌の肝臓内へ転移したケースです

転移性肝癌
一筋縄の治療ではなかなかうまくいきません

この方も
肝動脈塞栓術を行った後に
再発してきましたので

もともとかなり進行した状態で来られたのですが、
更に強烈に再発してきました

tiryoumae CT
kekkann zouei

次の治療戦略です

留置型カテーテルを挿入し、
多剤併用の抗癌剤持続治療です


ryuti
tiryougo CT


術後、10日程ですが
これまでよりも良い経過を示しています
決してあきらめず、
様々な治療戦略で攻めていきます

もちろん、患者様と良く相談しながらです

今日も
岩本内科では
4件のカテーテル治療です

最近、数が増えてきて
なかなか気合いが入ります
体調を整え
万全の状態で挑んでいきます


さて、今日もガンばりますか

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テーマ:
ジャンル:心と身体
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