ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
昨日は
祝日明けであったせいかもしれませんが、
外来患者さまが200名弱来られましたので、
外来もてんてこ舞いの状態でした
午後からの肝臓癌治療は2件ありました
岩本内科では
肝臓癌に対して
門脈動脈同時塞栓療法を行う際に、
アンギオCTを使います
今日は、
そのアンギオCTの重要性について
書こうと思います
アンギオCTとは、
動脈内にカテーテルを挿入し
直接、肝臓の動脈から造影剤を流しながら
CTを取る手法です
アンギオCTの特徴は
その感度・検出力です
癌は造影剤で白く染まる のですが、
癌によっては5ミリ以下の大きさでも
アンギオCTでは白く捉える事が可能です
ですので、非常に早期の段階で発見し
治療する事ができるのです
現代では、
MRIと呼ばれる画像機器が発達しましたので
アンギオCTは
他の施設ではあまり行われません
それに、
アンギオCTには
CTと血管造影用の装置の二つが必要に
なりますので、
多くの施設は
血管造影装置だけで
肝臓癌治療を行っています
しかし、それだと
以下の様な場合に
治療が出来ていないケースが
出てきます
この方は
血管造影では
黒くもやもやと染まって見える場所は
3か所ほどです

この血管造影で黒くモヤモヤが
癌です
しかし
アンギオCTでは
血管造影で黒くモヤモヤした癌はもちろん
白く染まりますが、
そのほかにも沢山の小さな白い粒を
認めます

これらは
小さな癌の芽を示します
アンギオCTは
非常に感度が高いので、
この様に数ミリ大の結節を
見つける事ができます
ここが一つの
大きな違いです
この方の場合は、
明らかな結節の他の
小さな癌の芽も
同時に薬剤を流すことができました
小さな癌が見つかる分、
治療する側の負担は大きくなりますが、
その苦労、そのひと手間で
良い結果が出るなら
全く苦になりません
もっともっと多くの方に
治療を提供していきたいと思う
今日この頃です
良い治療を
広められるように
ガンばりますか!
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