ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
昨日は、
岩本内科での
今年初のアンギオ治療でした
昨日行った患者様は、
2013年にも
その年の最初のアンギオ治療となった方です
その時の
初代ガンちゃん先生の記事を見てみると、
“正月早々、難しい患者さんで今年が思いやられます”と
書いてありました
そんな初代ガンちゃん先生でも
非常に骨がおれる癌の状態でしたが、
3年経った今でもお元気にされています
これまでに20回くらい
岩本内科医院で血管造影治療を受けておられる
猛者でもあります
この患者様の癌は
治療しても治療しても次から次と
出てくるので
治療に難渋しているのですが、
最初に癌が発生したのが、
2009年ですので、
現在7年経過した事になります

肝動脈は既に無くなってしまっているので、
ほとんど全ての癌は
肝動脈以外の動脈から
血流をもらって増大している状態です
また、癌の性質が変わり、

動脈からではなく
門脈から栄養される肝臓癌が
多数出現している状態です
門脈から栄養される肝臓癌は
カテーテル治療不能であるのと、
急に悪さはしませんので
その都度、治療が可能になった時に
治療する方針としています
今回は、動脈から
血流をもらっている肝臓癌のみを
それぞれの栄養動脈に
マイクロカテーテルで選択的に挿入し
治療を行いました
その栄養動脈も
一つは

上腸間膜動脈と呼ばれる
腸を栄養する動脈から分岐、
もう一つは

肋間動脈と呼ばれる
肋骨を栄養する動脈からの分岐、
最後に、
これが非常に珍しいのですが、

横行膵動脈と呼ばれる
膵臓を栄養する動脈からの分岐、という事で、
どれも極めて難しい血管ばかりでした
また、これらの血管は
腸管壊死、膵炎、皮膚潰瘍、腹膜炎など
様々な合併症を起こし得るので、
とても慎重な治療が必要でした
ですが・・・
どれも、うまく治療出来て、

術後、痛みもなく
経過しています
全ての血管を治療するのに
4時間近くかかってしまいましたが、
今、出来る限りの治療ができたと
思います
今日は、大学で研究日です
今、癌研究において非常に重要な
新しい研究を始める事にしたので、
ガンばらねばなりません
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昨日4時間もかかり手術して頂いた、珍しい癌の
所有者です。(笑)
何年か置きに手術が医院の仕事初めに重なり入院挨拶に来ると医院内のスタッフに「おめでとうございます、今年も宜しくお願い致します」今から入院し手術する患者に…。これ又、面白い漫才のネタでもなりそうな(笑)
何はともあれ、岩本内科医院で平成9年治療開始癌発症より7年の約19間今だに元気です! これも先代院長を初め、山口院長、二代目ガンちゃん、各スタッフのおかげだと心より感心しております。他の病院ですと遥か以前にあの世とやらへ…。
まだまだ逝かない天国社
今年も宜しくお願い致します
猛者 しゅうやんより