ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます!
2代目ガンちゃん先生です
昨日は岩本内科医院の
今年の仕事納めでした
仕事納めのご挨拶は
また今度にして・・・
本日は、
岩本内科で行っている
肝臓癌の治療の
経過報告です
9月30日のブログの記事
進行肝臓癌の動注化学療法
(クリックするとリンクに飛びます)
に書かせて頂いた
関東地方の病院から
来られた進行肝臓癌の患者さんです
来院された時は、
下の画像の様に、肝臓癌が門脈という血管内、
それも門脈本幹という一番太い血管内まで
浸潤した(入り込んだ)状態でした

この様な状態では
何もしないと1-2か月で
肝不全の状態に陥る危険性があります
緊急的に治療を始め、
まずは、
“New-FP療法”動注化学療法を
行いました
3ヶ月の経過で
50000もあった腫瘍マーカーは
正常値-前後まで
低下
今回、
残った癌に対して
“門脈動脈同時塞栓療法”
を行いました
岩本内科に来られた時には、
完全に門脈が癌で
詰まった状態でしたが・・・
今回の治療後CTを見てみますと
ほとんど癌は見えない状態にまでなりました

今回の治療では、
動注化学療法では
薬が届いていなかった場所に
アンギオCTを使う事で
確実に薬剤を貯留させています
これで
一旦癌はほとんど見えない状態になりました
当院来院された時の状態を考えますと、
癌がほぼ無い状態にまで持ってくることができたのは、
本当に素晴らしい事です
さすが、
“New-FP療法”と
“門脈動脈同時塞栓療法”
の組み合わせだと
我ながら
思います
まだ必ず再発してくるので、
引き続き継続して治療していく必要がありますが、
この患者様は
前医では
治療方針決定中に
手術できなくなってしまい、
抗癌剤の内服薬を渡されそうになっていた事を
考えると・・・
岩本内科に来ていただいて
本当に良かった
“New-FP療法”
“門脈動脈同時塞栓療法”
これらの治療は
日本全国でも本当に限られた施設でしか
受けることができません
二つの組み合わせとなると、
岩本内科医院くらいかもしれません
そう考えると、
来年は
もっともっと多くの
全国で肝臓癌や転移性肝癌で
困っている患者様に
広めていかねばならないと思うのです
少しでも、
そんな患者様の
手助けになれれば
ただただ
嬉しいのです
と記事を書きながら・・・
実は僕自身は
仕事納めではなくて
診療がないこの数日間を利用して
研究を進めるつもりです
さて、年末までガンばりますか
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