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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

昨日は日曜日、
溜まった仕事を処理して、
溜まった家の買い物も処理しましたので
すっきりしました・・・笑


ちょっと今、
治療中の肝臓癌の患者さんで
治療戦略、治療方針を立てるのが
とても難しい患者さんが数名おられ、

休みでも、つい何がベストな治療なのか
考えます



本日、ご紹介させて頂きますのは、
考え抜いた末に
新たな治療戦略で進める事にした
患者さまのご紹介



関東から来られた
肝臓癌の患者さまです


11年前に
肝臓癌を発症し、
手術を受けられたあと、


10年は再発無く経過していたようですが、
今年になって9センチの再発肝癌が見つかり、
関東の大きな病院で外科手術を受けられたそうです



しかし、
その後、残った肝臓内に
多発再発を来し、
一度、肝動脈塞栓術を受けたそうですが、
効果が乏しいとのことで



ご本人が、
岩本内科を見つけて、
今年の11月に受診してくださいました


アンギオCT,血管造影をしてみますと、

tiryoumae

まず、外科手術によって肝臓が切り取られていますので、
残った肝臓が非常に小さい

その肝臓内に、
5センチ大の癌が一つ、
4センチ大の癌が一つ、

その周囲にバラバラと、癌がある状態でした


kekkann

そして、外科手術の影響で
肝臓の動脈も非常に細く


かなり治療戦略を立てるのが難しい状態でした


何がこの方にとってベストな治療か、
かなり悩んだのですが、



残っている肝臓がかなり小さい事、
血管が細くなっている事、
癌が全肝臓に散っている事から、



“門脈動脈同時塞栓療法”
“体外カテーテルを用いた短期動注化学療法 (New-FP療法)”
組み合わせて行う事にしました


また、一度で全ての癌を治療する事が難しいと判断し、
二回に分けて治療する事としました

まずは、最も大きな肝臓癌と
その周囲の再発に対して、
“門脈動脈同時塞栓療法”を行いました

そして、
1ヶ月後に
残った、癌を治療する方針としました

1回目の治療後のCTが
これです

1kaime 青矢印で示すのが1回目の治療した癌
・・・これは完全に壊死しています
黄色矢印が残存した癌です

治療した部位には
しっかりと薬剤が貯留しているのが確認できます



1ヶ月後の
2回目の治療では、

残った癌を治療する事と、
その周囲の癌の芽も摘む事を目的として

簡易型留置カテーテル(体外カテーテル)を挿入し、
2kaime kekkan 黄色矢印が留置した体外式カテーテルです

(体外式カテーテルの詳しい説明ははまた別の記事でします)


“門脈動脈同時塞栓療法”と
“動注化学療法(New-FP療法)”を
一度に行える新しい組み合わせの治療を
行いました


2kaime
"2回目の治療の時のCTですが、ポイントは1回目の治療で、門脈動脈同時塞栓療法を行った癌は完全壊死している点です。この点がうまくいかないと、治療戦略も立てられません

残っている肝臓癌に対して、
門脈動脈同時塞栓療法と
体外カテーテルを用いた短期動注化学療法を行いました


2kaime
まだ治療直後ですが、
全ての癌に
薬剤が貯留し、
大きな二つの癌は
完全壊死する事と思います



最良の治療は
患者さんの状態、
癌の状態に合わせて、
常に進化するのです


今週も
患者さんが待っています!


さて、
ガンばりますか


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