ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます!
2代目ガンちゃん先生です
本日、ご紹介しますのは
大腸癌の肝転移
50歳代の男性の方です
1年8か月前に
大腸癌の診断から、
大腸の外科手術を受けられました
手術後、補助化学療法として
抗癌剤治療が行われていましたが、
5か月前に
皮下組織に転移が見つかり
その部位は切除、
2か月前に
肝臓内に転移が見つかりました
大腸癌肝転移における
標準治療は
外科的切除が可能な場合は切除
外科的切除が不能な場合は抗癌剤治療ですが、
血管造影を使った当院での治療と併用して
抗癌剤治療を受けたいとの希望があり、
併用で治療を行う事となりました
CTを見てみますと、
3センチ大の転移巣が
肝臓の左葉と右葉に
一つずつありました

肝臓の両葉にある場合は、
肝切除が不能な事が多くなります
血管造影下で、
腫瘍に関わる腫瘍動脈を
一本ずつ探し、

マイクロカテーテルで
選択的に挿入していき、
治療を行いました
大腸癌の肝転移は
腫瘍の内部が壊死している事が
多く、内部には薬剤は貯留しませんが、
その周囲を取り囲むように
薬剤が貯留しているのが分かります

肝臓癌に比べて、
薬剤が貯留しにくい傾向にありますので、
しっかりと薬剤を貯留させるために、
今回は、
バルーンカテーテルと呼ばれる
特殊なカテーテルを用いて
門脈動脈同時塞栓療法を行いました
この後に
抗癌剤治療を受けて頂く方針としています
さて、
本日は
岩本内科で
外来と
3件の血管造影治療です
ガンばりますか
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