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おはようございます。山口です。
先日は肝内胆管癌の患者さんの治療でした。
3か月ほど前、
両葉に大きくガンが広がり、
脈管浸潤も伴う切除不能なStage IVの患者さんが当院に来られました。
肝内胆管癌でも多血性であれば
当院での塞栓術の治療効果も期待できるため
十分な話し合いの元治療を開始しました。
この3か月間、門脈動脈同時塞栓療法と
ビーズを用いた治療の組み合わせで
腫瘍マーカーは
CEA 1442.7 ⇒ 448.6
CA19-9 3420.8 ⇒ 850.5
と低下してきたものの、
一筋縄ではいかず、
画像上でも治療を行った部分は壊死状態となったのですが、
やはり周りからまだまだ再発してきます・・・。

(肝動脈造影にて癌が黒くなっている部分は壊死部分ですが、その周りの白い部分は再発です。)
ですので今回再度その周囲を埋めるように
門脈動脈同時塞栓療法を追加し、

肝機能が戻り次第
ジェムザールとシスプラチン等を用いて全身化学療法も行ない、
再発の勢いを殺しつつ、
集学的治療を用いて完全治療をめざしてガンばろうと思います。
様々な治療法を考え、
最良の医療を提供し、
前向きに、諦めず!
患者さんと共にガンばっていこうと思います。
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