ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
本日は
当院で頑張って下さっている
肝臓癌の患者さんの
ご紹介
関東地方で
癌治療の中心となる
病院から来られた
肝臓癌の患者さんです
今年の5月に
肝臓癌を指摘され、
治療内容の検討をされていた
そうなのですが、
結局、手術をすると
決まるまでに
3か月
かかり、
手術直前のCTで
手術ができないと言われ、
内服の抗癌剤(血管新生阻害剤)
ネクサバールを渡されて、
ご本人が、
岩本内科医院を探されて、
受診して下さいました
8月に受診され、
腹部造影CTを行いますと、

浸潤型の肝細胞癌が
右葉に広がり、
そこから
右の門脈へ入り込み、
門脈本幹と呼ばれる場所まで
到達している状態でした
来院時の腫瘍マーカーも
PIVKA-IIが
30000mAU/mlと
非常に高値
ここまで門脈内に
入り込んでいると、
門脈動脈同時塞栓療法は
行いにくいので、
肝動注化学療法を選択し、
2本の動注用カテーテルを
留置しました

治療内容は
New-FP療法です
初診から、治療開始まで
1週間ちょっとでしたが、
治療開始時のPIVKA-IIは
50000mAU/mlを超えており、
腫瘍の進行も非常に
早い状態でした
治療を開始し、
2週間目で
腫瘍マーカーは
減少し始め、
これまでに、
計5回の
動注化学療法を
行う事で、
なんと、
PIVKA-IIが
300mAU/mlまで
低下しました
腫瘍マーカーの推移を
グラフにすると・・・

画像的にも、
門脈内に充満した
腫瘍も退縮傾向にあり、

薬剤の貯留もしっかりと認めており、
更なる効果が期待できます
うまく動注化学療法だけで
退縮すればよいですが、
必要であれば、
門脈動脈同時塞栓療法も
併用していきます
質の高い治療の
集学的治療が
とても大切だと
言えます
まだまだ、
治療は続きますが、
しっかりと希望を持って、
治療が続けられそうです
この様な進行した
肝臓癌の状態では、
1分でも1秒でも
早く治療を開始する事が
大切なのですが・・・
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