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おはようございます。山口です。

今日ご紹介するのは
3年前から肝癌で経過を見ている79歳の女性の患者さんです。

肝癌自体は当院の治療でしっかりと押さえられてはいるのですが、
以前腰椎圧迫骨折をして以来
腰の痛み を強く訴えられるのです。

他の疾患の治療を行う為に
他院に入院されていたのですが

他院で腰の痛みを強く訴えられ、
痛み止めを処方しても全く痛みが治らず、
全身精査をしても器質的な痛みの原因はないので
デパスという精神安定剤を処方され、
それを飲むと痛みが治まったそうです。

このデパス(ベンゾジアゼピン系)という安定剤は飲み過ぎると
中毒になりやすく、
今度は止められなくなってしまうことがあるのです。

この方もデパスが無いと痛みが治まらないようになってしまい、
この度、疼痛コントロールの為、
当院に入院することになりました。

もちろん、デパスを辞めてもらうようにしたのですが、
デパスを辞めると、
やはり、夜になると痛みを強く訴えられ、
どうしようもなくなるのです。


痛みの閾値と言うものは不思議なもので
心の不安が強いと
痛みの閾値が下がり、
強い痛みを感じやすくなるのです。

ちょうど痛みの閾値はダムのようなもので、
ダムが低いと同じ水の量でも沢山あふれ出てしまうように、
痛みの閾値が低いと同じ痛みの強さでも
沢山の痛みを感じてしまうのです。

こういった不安が原因で強い痛みを感じている時は
お薬の力だけではなく、
何より、人が側にいるという安心感が大切です。

痛みが治まらない時は
看護師さんと夜中にお話をしたり、
それでも痛みが紛れない時は
僕が夜に顔を出すだけでも
痛みが和らぐこともあります。

やはり、患者さんにとって
信頼している医者が側にいるという安心感
はとても重要なのです。

最良の医療とは
高い医療技術だけでなく、
患者さんの心の支えになれる医療が最良なのではと思います。


僕を含め、
まだまだ勉強中ですが
そんな医院にしたいものです。




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コメント
なんとなく分かる気がします。
気持ちの面と痛みというのは関係が深いのですね。患者にとって信頼できる先生が診て下さるという事で大きな安心感を持つ事ができ、痛みも軽減されるのかなぁと思いました
2015/06/26(Fri) 01:11 | URL | 山本 | 【編集
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