肝門部は、肝臓の入口でそこの手術は、
広く肝臓をとらないといけませんので、患者さんには
大きな負担になります。
肝門部胆管がんは、たとえ切除出来ても5年生存率は
30%ぐらいで、切除できなければ、ほとんどの方が長生きはできません。
Aさんは、平成17年、閉塞性黄疸で来院され
その日に肝門部胆管がんと診断し、外科に送りましたが
切除不能と診断され、ステント挿入のみでおわりました。

抗がん剤投与で経過みていましたが
2年後肝内に転移が、出現しました。

私の門脈動脈同時塞栓療法を、転移部と肝門部胆管がんに
施行し、肝門部に放射線治療をしました。

すると、全ての癌は無くなり
現在も、元気で月に1度外来受診されています。

笑顔のAさんを診ていますと
つくづく良かったと思います。
------------------------------------------------------------
◆ブログランキングに参加してみました。
皆様の応援がこれからの励みになりますので
よろしければ、下記バナーを1日1回、クリック頂けますと幸いです。
これからもよろしくお願いいたします。
◆にほんブログ村へ →

◆人気ブログランキングへ →


◆FC2 Blog Rankingへ →
