おはようございます。

今は、梅雨ということですけど・・
こんなに過ごしやすいものでしたっけ?
もっとジメジメ、ベタベタしてた気がしますが、これからそうなるのかな?

今週は火・水・木曜日に計4例の血管造影手術がありました。
そのうちのお一人を紹介します。
70歳代男性の慢性C型肝炎の方です。
関東の病院で去年の暮れに肝臓がんを指摘され、
これまでに2回、血管造影を用いた治療である肝動脈塞栓術を
受けられました。
いずれの治療も効果に乏しく、ネクサバ-ルという抗がん剤を勧められ、
よりよい治療がないかという事で、岩本内科医院を受診されました。

僕と山口院長先生とで治療を行いました。
血管造影下CT(アンギオCT)を撮りますと、
肝臓の右上に10 cm大の巨大肝臓がんがあり、
その周囲に娘結節と言われる小さな転移が無数にありました。
肝臓の左側にも数個、転移している状態でした。
門脈造影下CTで黒く抜け、肝動脈造影CTで白く染まっているのが
肝臓がんです。一部、以前他院で行われた肝動脈塞栓術の白い薬剤が
残っていますが、ほとんど治療効果が無く、再発してしまっている状態です。
治療前CT

血管造影をしますと、肝臓をもともと栄養する動脈 (肝動脈)から
たくさんの癌が栄養されていました。加えて、
横隔膜を栄養する動脈(下横隔動脈)からも
一番大きな癌は栄養されている状態でした。
血管造影

癌を栄養する腫瘍動脈に、丁寧にマイクロカテ-テルを
挿入し門脈動脈同時塞栓療法を行いました。
下の画像が治療後のCT写真です。
一番大きな癌のすべての部位に白い薬剤が
貯留しているのが分かると思います。
また他の娘結節にも薬剤が貯留しています。
今回は、薬剤の量が限界にまで達しましたので
左側は数週間空けて治療することになりました。
治療後CT

癌と治療との戦いです。癌の再発に対して、
治療効果が上回ってくれば癌は無くなる方向に向かいます。
この方も、必ず克服できると信じてこれからも治療を続けます。

・・・そういえば、ブログのコメントで、
手術やラジオ波治療と門脈動脈同時塞栓療法の効果などの
比較をお願いしますと頂きました。
近いうちに書こうと思いますのでお待ちくださいね。
それでは、今日もガン張りますか。

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体
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