おはようございます。

スウェーデン生活に慣れていた身体には、
日本の暑さと湿気が堪えます。
スウェーデンから戻って来て、一番びっくりしたのは
日本の青空のよどみです。
僕が留学する前はまだ晴れた日は、ちゃんと空が青かった気がしますが・・・
今では晴れていても白みがかかっていて、びっくりしました。
PM2.5の影響なんでしょうね。スウェーデンは透き通るような青さです。
もう子供の頃に見た青空は帰ってこないんでしょうか・・・?

本日、紹介するのは今年に入って、
治療を数回繰り返している60歳代の
B型肝炎から発症した肝臓がんの方です。
去年、初めて肝臓がんを他院で指摘されました。その時の癌の状態は、
6-7 cm大の肝臓がんとその周囲に小転移が存在した状態だったようです。
手術も検討されましたが、範囲が広くなるとのことで、
肝動脈塞栓療法 (TACE)を受けられたようです。
治療後、少しして周囲に2 cm大の転移が数個出現してきたので、
再度TACEを受けられました。
もっと良い治療はないかと患者様が探され、
岩本内科医院を選んでくださり、今年に入って当院を受診して下さいました。

今年の3月、最初に治療したときの血管造影下CTです。
門脈造影CTで黒く抜け、肝動脈CTで白くなっているのが生きている
肝臓がんです。無数に生きている癌があるのが分かると思います。
最初の治療時H26年3月 血管造影下(アンギオ)CT

初代ガンちゃん先生と山口現院長先生とで、
それぞれの癌を栄養する動脈にマイクロカテーテルを挿入し、
丁寧に門脈動脈同時塞栓療法を行っていきました。この様に、
肝臓全体に転移がある場合は、完全に塞栓してしまうと
肝不全になってしまう可能性があるので、少し加減して治療を行います。

次のCT画像は2回目の治療時の血管造影下CTです。
明らかに最初に比べて、生きている肝臓がんの数が
減っているのが分かると思います。
これも、丁寧にそれぞれの癌に対して治療を行っていきます。
2回目治療時H26年4月 血管造影下(アンギオ)CT

最後の画像は先日、僕と山口院長先生で行った
3回目の治療時の血管造影下CTです。
治療を繰り返すごとに生きている肝臓がんの数が
減っているのが分かります。
これらも、丁寧にそれぞれの癌に対して治療を行い、
ほとんど全ての癌に薬剤を注入する事ができました。
今回3回目の治療時 血管造影下(アンギオ)CT

この患者様のように、肝臓全体に肝臓がんが広がっている状態の場合は、
一回の門脈動脈同時塞栓療法で癌を完全に無くすことは難しいです。
が、正常な肝臓の機能を保ちつつ、丁寧に治療を繰り返すことで
着実に癌の数を減らすことが出来ます。
この患者様の治療はまだ途中ですが、
必ず肝臓内の癌をゼロにできると信じて治療を行っています。

さぁ、今日もガン張りますか。

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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体
コメント
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2014/06/06(Fri) 16:32 |  |  | 【編集
Re: 楽しみにしています
ありがとうございます!
岩本内科のスタッフ全員で一致団結して頑張っていくつもりです。
2014/06/07(Sat) 08:36 | URL | 岩本昭三 | 【編集
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