おはようございます。

言いたくないですが、暑いですね。
昨日も熱中症で、腎不全まで起こされた患者さんが
来られました。今年の暑さは異常です。くれぐれも
熱中症に注意が要ります。

昨夜は、ネクストテレビシンポジュームに行きました。
武蔵野赤十字病院の土屋先生の、肝癌の悪性度診断と治療戦略という
発表を聞きました。

EOBMRI検査と造影エコーの組み合わせで、早期の肝がんが
見つかるようになり、それらをRFAすることで肝癌の予後が改善
する可能性についての発表でした。

EOBMRI検査は、EOBが正常肝細胞以外には取り込まれないという性質が
ありますので、肝細胞相で黒く抜ける結節は癌だという話でしたが
肝血流動体研究会で数千例の、早期相で白くならないで、肝細胞相で
黒く抜ける結節を集めて経過をみましたが、わずか2年の経過で
10%以上の結節が消えていきました。

1部の医者はこのように見える結節はすべて早期肝がんと思っていますが
現実はかなり違います。

私は2000年から2007年の間、659例の慢性肝疾患患者さんを
丁寧にフォローして115個の2cm以下の肝癌を見つけ、早期肝がん
たった8個しかありませんでした。2例は切除し早期肝がんであることを
確認し、残りは典型的肝癌になるまでフォローをしましたが
0.8年から5.5年の経過で典型的肝癌になり、その間ほとんど増大せず
転移もしませんでした。早期肝がんは癌の性質は無いのです。

私はRFAという治療は慎重にするべきと思っています。
昨年私のところに来られた東京の患者さんは、その2年前、
2cmの肝がんのRFA治療を武蔵野赤十字病院で受けられましたが、
再発し切除を受けてこられましたが
すでに癌は全肝に広がり、リンパ節転移まで起こしていました。

肝癌の治療は最初が肝心です。きちんと調べて受けましょう。

今日も手術が2例あります。
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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体
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