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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

日中は本当に暑いですね
ブログを書いている早朝の少しの時間だけは、
爽やかな風を感じます


今日は、大腸がん肝転移への動注化学療法のお話

大腸がん肝転移の基本的な治療は
全身への抗癌剤治療です

治療ガイドラインにもそのように推奨されています
一方で、動注化学療法はガイドラインに
どのように書かれているかというと


肝動注化学療法は腫瘍縮小率は高いが、生存期間において全身の抗がん剤治療と差が無かった”と記載されています


記載されている治療結果を見てみますと、
2010年前後の臨床試験結果ですが、
フロクスウリジンの動注療法とオキサリプラチン、5-FU、ロイコボリン全身投与の第1相試験が、腫瘍縮小率87%、生存期間中央値22ヶ月
5-FU肝動注とイリノテカン全身投与の第1/2相試験が腫瘍縮小率70%、生存期間中央値49.8ヶ月
と記載されています

優れた全身への抗がん剤投与がたくさんあるため、標準治療とされていませんが、結果を見てみると、全然悪い結果では無く、むしろ期待できる結果に見えます

特に、腫瘍縮小率は、極めて高い結果です
もう少し工夫をすれば、よりよい結果が出るのではないかなと思います

本日、ご紹介も
進行大腸がんの患者さま

複数の全身への抗がん剤投与が為されてきましたが
効かなくなり、
残された治療がほとんどない
という事で、
ご家族様が探されて、岩本内科に来られました

関西地方からご来院です

原発巣も残っている状態ではありますが、
肝転移は、10㎝を超える病変を主体に
10個程度の病変があります

スライド2

これ以上拡がると、肝機能が落ちてきて、
肝不全になる危険があります

血管造影を行い、肝臓の血管の評価をまず行います

スライド4

そして、カテーテルを癌の栄養動脈のある肝動脈に
留置します

スライド5

ポート呼ばれる接続部を、
足の付け根に埋め込んで手技は終了です

だいたい、1時間から1時間半で
これらの手技を終えます

しっかりと肝臓全体に薬剤が分布することを確認して、
動注療法と全身の抗がん剤治療
を行います

良い形でカテーテルを留置する事ができました

効果に期待します
大腸がんの治療を受けておられる患者さまを見てみますと、
治療ができないと判断された時点では、まだまだお元気な方が多くおられるようです

これは、主治医の先生の配慮で、お元気な内に
時間を有意義に過ごしてもらいたいという表れなのではないかと察します

ですが、あきらめずに治療を受けることも、
大切な選択肢ですし、
治療を受けることで、充実し心健やかに時間をお過ごしいただけるのなら
そこには大きな意味があると思います
その中で、効果が出て、治療がうまくいけば、何よりです

まだまだ医学は進歩、進化する必要があります

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