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みなさん、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

ブログ更新心がけていましたが、
気を抜くと、
忙しさにいつのまにか
日にちが経ってしまいます

今日のご紹介は、、

肝臓がんの患者さま
テセントリク+アバスチン療法が行われた後の
肝動注化学療法治療の患者さま
です

この方は、
中国地方ご出身の方で、
3年ほど前から、
岩本内科で治療をさせて頂いている方です

前医での治療経過中に、
肝機能不良と肝臓がんの多発で
治療が難しいという事で、
岩本内科に2年ほど前に
来院されました

スライド2

当院に来られて、
カテーテル留置を行い、
肝動注化学療法 New FP療法と
門脈動脈同時塞栓療法
を行い、

多発していた癌はいったん全て消失
状態まできたのですが、

再度、再発、
再発の病変に対して、
テセントリク+アバスチン療法を開始しました

問題点としましては、
肝機能がそれほど良くないことです

テセントリク+アバスチン療法後ですが、
肝機能不良が影響したのか、
肝性脳症が出現し、
数か月でテセントリク+アバスチン療法は
行う事ができませんでした。


私が論文にまとめた解析では、
肝機能不良の方でも、それなりに安全に
テセントリク+アバスチンは行える傾向にあったのですが、
データを蓄積して改めて解析したいと思います


今回、
改めて、カテーテル留置を行い、
New FP療法を導入する
こととしました

スライド8

他の全身の抗がん剤も考えましたが、
肝機能の事を考えると、カテーテル治療が最も
私のさじ加減で、治療強度を調整できるので、
そうさせて頂きました


かなり、難しいカテーテル留置でしたが、
1時間30分程度で、無事に終わり、
治療を開始できました


スライド9

新しい薬剤は、まだまだ実際の臨床では分からないことだらけです
最もよい使い方をちゃんと見つけていかなければ・・
そう思います


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