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おはようございます

が近づくにつれて
元気が出てきた
2代目ガンちゃん先生です

先週末は、元気ついでに

mito sosu

ガンちゃん先生特製ミートソースパスタを作りました
お肉の旨味を感じられると
家族にも好評のレシピです

本日ご紹介するのは、
一つの論文です

レンビマと呼ばれる
肝臓がんに対する新しい内服薬

近いうちに日本で使用可能となる予定の薬剤です

このレンビマの進行肝臓がんに対する大規模な臨床試験の成績
Lancetという学術誌に報告されたものです

これまで進行肝臓がんには
ネクサバールという薬剤の内服が標準治療でした

レンビマという薬剤も
ネクサバールと同様に癌の血管を抑えることで効果を発揮する薬剤で、

ネクサバールと同等の生存延長効果が得られました

それに加えて、ネクサバールより
癌の増大までの期間の延長効果が優れている事
が確認されています

その効果に最も貢献している理由が、
ネクサバールでは9%の腫瘍縮小効果であったのに対して、
レンビマでは23%


もちろん、23%でも満足のいく腫瘍縮小効果とは言えませんが、
統計学的に意味のある縮小効果が得られたことは
大きなことなのです


副作用に関しては、
ネクサバールで見られた手や足の皮膚に対する障害が
レンビマでは少ない様です
他の高血圧などは頻度が増えているので、その点は注意ですが・・・

肝臓がんに対するカテーテル治療がうまくいかない場合の
次の治療選択肢が増えるということは
良い事ではあるのですが・・・


他の病院で治療されている場合に、
岩本内科に来るタイミングが遅くなる可能性があって、
それはちょっと心配です


途中でも、一度
セカンドオピニオンでも来ていただけると
適切なタイミングで
肝動脈塞栓術、肝動注化学療法、ネクサバール、レンビマなどの
治療選択が提案できるとは思うのですが・・・


治療手段が増えるということは、
それらをどう選択していくかという事が最も大切になります

患者さまは、その選択にはあまり関与できないことも多々あるので、
医師の知識、経験、技術がよい問われてくることでしょう


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