ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
もう朝が寒い・・・
インフルエンザはまだ出ていませんが
鼻水、咳とお腹にくる風邪が流行ってます
お気を付けください
そういえば、
今年に入り
私が行っている癌のアンギオ治療に
とっても興味を持ってくれる大学の後輩が出来ました
まだまだ
消化器内科になって間もない
医師ではありますが、
数ヶ月の間、
カテーテル技術、肝臓がん治療のイロハを
真剣に学んでくれました
若い医師には
そんな風に何でもいいので、これをやったらワクワクするとか、
これをする為なら勉強するのが苦じゃないとか
医療に関する何かで
そんな風に感じて仕事をしてもらいたいのです
その後輩も
最初は動脈に針を刺すところから冷や汗、ドキドキしながら
やっていましたが、
私を始めとする大学のスペシャリストの指導により、
ちゃんと最初から最後まで助けは要りながらも自分で治療を完遂できるまでになりました
もちろん、一人前というにはまだまだ道のりは険しいのですが・・・
これは凄いことなのです
そして・・・
指導をする事で後輩が成長していく姿は
自分自身にとっても本当に励みになりました
岩本内科で肝臓がん治療をし、
大学で研究と肝臓がん治療をし・・
それはとても充実していて、やりがいもあって素晴らしいことなのですが
時にそのハードさに正直、押しつぶされそうになる時もあります
それが、後輩の指導など
発展性のあることをする事によって
気持ちが前向きに変わるのです
指導すれば、自分で治療するよりかは
時間もかかりますし、エネルギーも使うのですが
不思議なことに逆に大きな力になる様です
これは自分にとっての小さなですが・・とても大事な発見でした
好きこそものの上手なれとは
昔からよく言ったもので、
興味をもってやるからこそ、大変な技術も習得できます
その後輩も次のグループに移ってしまうので、
教えられなくなるのはのは非常に残念ですが・・・
これから先、この後輩が
アンギオ治療をずっと専門としてやっていくのかは分かりません
ですが、この期間、一生懸命に一つの事を習得しようと努力した事は
大きな宝になったはずです・・・
出来れば、先でチームの一員として一緒にやっていきたいものですね・・・(笑)
さて、まぁそれはさておきまして
本日ご紹介しますのは・・・
ステージ3の肝臓がん
今回初めて肝臓がんを指摘された
70歳代の関東地方にお住いの患者さま
癌ができた場所が悪
肝臓の真ん中、S4と呼ばれる領域です
S4に30 mm, S3に20 mmの肝臓がんが存在します
このS4と呼ばれる場所は
なかなかやっかない場所で
なぜ、やっかいかと言いますと、
肝臓の真ん中であるために、
様々な動脈から栄養を取って大きくなっている事が多いのです
癌は動脈から血液を貰うことで
大きく成長します
癌の動脈は癌の栄養分の供給路です
ですが、一つの腫瘍だからと言って
動脈が一本だけ入っているとは限りません
今回の様に場所や大きさ、治療歴など
様々な要因によって
何本もの癌の動脈が生えてくることがあります
今回も結局、一本ずつ調べていくと
一つの癌に対して
計3本の栄養動脈が発達していました
注意点は1本の癌の動脈を治療しても
他の動脈が残っていると
癌は他の動脈から栄養をもらって大きくなってしまう事です
ですので、やるなら全部丁寧に治療する必要があります
こういう時に、岩本内科で行っている
アンギオCTが最大限の力を発揮します
血管造影の写真だけでは
撮影した動脈が癌のどれだけの部分を栄養しているのかはっきりしない事があります

しかし、アンギオCTを撮りますと、
下の写真の様に、癌のどの部分を栄養しているのかが
はっきり分かります

欠けているところは別の癌の動脈から栄養されている事が分かります
より100点の治療が目指せるのはそういう理由です
その分、適当には終われませんので、
私の負担は大きくなるのですが
100点の治療が出来るならそれは仕方がありません
結果、今回もベストな治療ができました

長生きして欲しい・・ただその一心です・・
さて、本日は・・・
進行肝臓がんのカテーテル留置術が2例も入っていますし、
他にも沢山治療が・・・・
・・・・・・・
大変さも前向きな力でエネルギーに変えて
さて、ガンばりますか・・・
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