ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
昨日の外来は
80名午前中に来られ、
胃カメラが5名
エコー検査が5名
癌関連の相談が2名
入院患者さんの治療の説明が5名
これらを午前中だけでするので
もうてんやわんや💦
優秀な岩本内科の事務と看護のスタッフの
献身的なサポートで
無事に何とかなりましたが
すごーく疲れました・・・
そんな中・・・・
外来に
一昨年頃から肝臓がんを治療させて頂いて
肝移植までする事が出来たある患者さんが来られ
元気な姿を見せて下さいました
肝機能も悪かった方ですが、
移植ですっかり元気になられていました
“移植”はすごい治療手段と改めて思いました・・・・
さてさて、
本日ご紹介しますのは
福岡県内の大きな病院から来院された
進行肝臓がんの患者さま
今年の4月から治療させて頂いております
前医でもずいぶん頑張って治療されていたようですが
どうしてもカテーテル治療が出来ない癌ができてしまった様で
岩本内科に来て下さいました
肝臓がんのカテーテル治療
肝動脈塞栓術は癌の血管を見つけて
カテーテルを挿入し、抗癌剤と塞栓剤を流す治療です
繰り返し治療を行っていますと
肝臓がんは肝動脈だけでなく、
それ以外の周りの動脈からも栄養を取る状態になってしまいます
その場合はその周りの栄養動脈にもカテーテルを入れる必要があるのですが・・・
難しいのです
この方ですが・・・
その都度、綺麗に薬剤が溜まるように治療してお帰り頂くのですが
その周辺が再発してくるので今回3回目の治療です
今回は副腎への転移を含めて再発を認めましたのでその場所を治療です

下副腎動脈と肝動脈の栄養動脈へ選択的に挿入し
門脈動脈同時塞栓療法を行い
一つの癌は
腰動脈の枝から栄養されていました
腰動脈から栄養される肝臓がんは初めての経験でした

アンギオCTを撮りますと
手前からだと腰の筋肉にも薬剤が流れてしまいそうなので
癌の動脈ギリギリまでカテーテルを挿入し
門脈動脈同時塞栓療法を行いました

岩本内科にはアンギオCTがありますので
出来る限り安全に確認しながら薬を流す事ができるのが
ポイントです
その都度、正確に確認できるからこそ、
攻めた治療が出来るのです
この様な進行した癌の状態では
再発を繰り返してしまうのですが、
その都度、丁寧に癌がゼロの状態に近づくことが
長生きには大切なのです
今回もうまくいって良かった・・・ただただ、そう思うのです
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