ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
衆議院の解散総選挙が
連日報道されていますが・・・
信念持って活動している政治家は
どれくらいいるのだろうと思ってしまいますね
選挙で勝てそうだからとか、
生活の糧のために議員になるとか
そんな感じが否めません
外を見れば、
隙あらば日本を狙っている国も
周りには沢山ありますし、
日本経済も
低迷していますし
これからの日本がどうなっていくか
大切なタイミングのはずですが・・・・
政治家でも、なんでもそうですが
“公人”となる様な職業の人は
個人の思いは捨てなければなりません
個人的にどう発展するかでは無く、
私利私欲を捨てて全体の発展のために尽くさねば
価値がありません
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と慣れない政治談議はさておきまして
本日のご紹介は・・・
カテーテル留置術はやっぱり
一般的には難しいんだろうなと感じた症例です
この方は
関東地方の
肝臓がん治療では
かなり有名な大病院の一つから来られました
前医でも
カテーテル留置術を行って
肝動注化学療法が行われてきたのですが、
全然、効果が無いという事で
岩本内科に来られた経緯です
癌の状況は
かなり進行していて
肝臓の右側に大きな癌の塊と
癌が門脈内に、それも一番太い門脈本幹に入り込み
その中で肉詰まり状に大きくなっている状態です

肝機能も悪く、確かに治療は難しいのですが・・・
いざ、岩本内科で
血管造影をしてみますと、
前医で留置されたカテーテルでは
岩本内科の治療は出来ない状態で留置されていました

抗癌剤が
肝臓だけでなく、
胃、十二指腸、膵臓にも流れてしまう状態だったからです
カテーテル留置の目的は
癌のある肝臓だけに抗癌剤を届けることです
肝臓以外に流れると、
それだけ副作用や合併症が起こる可能性が増します
ですので、基本的には
肝臓以外の動脈は金属コイルを使って
流れない様に塞栓する必要があります
金属コイルでの塞栓するのは
経験と知識、技術と度胸もいるのですが・・・
前医で行うような優しい治療の場合は
この留置の状態でもまだ大丈夫なのかもしれませんが、
岩本内科で行う肝動注化学療法 New-FP療法では、
このカテーテルは使えません
来週にでも、カテーテルを入れ替える予定にして
今回は空いている足の付け根から
一時的にカテーテルを入れて、
癌だけに薬を流し、治療を開始しました

こういう事だから、
肝動注化学療法が広まらないんだと思います
それだけ、難しい手技なのです
難しい手技は
外科の手術と一緒で
鍛錬が必要です
岩本内科では年間60本近くのカテーテルを留置しますので
その数は日本の中でも数少ない施設になってきていると思います
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