ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
日曜日の朝ですね
もう1月も終わろうかとしているかと思うと
時の流れの速さにどっきりします
一日一日を大事に
過ごさないと
勿体ないですね
今日ご紹介しますのは
肝臓がんが門脈内へ浸潤した状態で
大阪から来られた方です
肝動注化学療法New-FP療法 を
行うため
カテーテル留置を行いました・・・
このカテーテル留置がなかなか難しいので
日本でも世界でも、
肝動注は広まらないのです・・
中途半端な知識で留置すると
様々な合併症が起きてしまうので
なおさらです
さて、
留置をまず行ったのですが、
この方の場合、血管が特殊なタイプだったので
“投げ込み法”という手法でまずは留置する事にしました

投げ込み法とはその名の通り、
そのまま肝動脈内へカテーテルを設置する方法です
留置しやすい分、
抜けてしまう可能性があります
この方の場合も、
1週間後の治療の時にみてみると、

抜けていたのです・・
去年50本近く留置しましたが、
抜けていたことは無かったのですが・・・・
残念です
これでは、安全に抗癌剤を
肝臓だけに届ける事が出来ないのです
という事で、患者様にご説明し
もう一度、入れなおさせて頂きました
血管が特殊なので、
抜いてしまって別の日に
改めて、違う手法でカテーテル留置をしようかと思っていたのですが、
もう一度、同じ投げ込み法で、
全体的に安定性が上がるように工夫して
入れなおすことに直前で切り替えました

うまく入りました
これで安定的に挿入されたはずです
退院前の確認では同じ位置に留置されていました
肝動注のための
カテーテル留置は
技術、経験、知識、根気
様々な要素が必要です
一つ一つの治療が糧になります
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