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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

体調は回復しましたー♪
今日は勤労感謝の日ですね

いつも岩本内科でガンばってくれているスタッフに感謝です

元気も出て、
新しい手術着1で昨日は治療をしました・・

ごくう

何故か選んだ色が派手すぎて・・・
ドラゴンボールの孫悟空の服のようで
ちょっとやりすぎました・・・(笑)

さて、本日ご紹介いたしますのは

やっぱり動注化学療法は難しいんだろうなと感じた
一例です


進行肝臓がんの治療の一つ、動注化学療法では
肝臓内にある癌に抗癌剤を持続的に流すために
専用のカテーテルを留置する必要があります


肝臓内だけに薬剤が分布するように
胃、十二指腸、膵臓に流れる動脈は
金属で栓をするコイリングの処置が必要なのですが・・・


これがなかなか手間なのです

今回の方は
前医で肝動注化学療法用のカテーテルが留置されていたのですが

前医留置

胃十二指腸動脈は金属でコイリングされているのですが、
膵臓の動脈、右胃動脈はコイリングされていない状態でした


これでは、
長期的に治療を行っていると
動注による潰瘍や膵炎が起きてしまいます


改めて、それぞれの動脈をコイリングして
完全な形でカテーテルを留置しました


当院コイリング

動注化学療法は
技術的に難しく、合併症が起きやすい治療に位置づけされていますが、
正しい形で留置すれば
多くの合併症は予防されます


その為には、確実な技術が必要です

この方も関東地方の癌治療の
中核病院の一つから来られましたので、
やはり動注化学療法を安定的に行える施設と言うのは
限られているのかなと感じた一例でした


確かなカテーテル技術が啓蒙できるといいのですが・・・・

治療後


もちろん・・
この方の治療はしっかりとうまくいきましたので
ご安心を!



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