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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

本日は
治療経過のご報告

肝臓がんでは
門脈などの肝臓の血管に入り込んだ状態が
最も進んだ状態の一つと言えます


ステージ4aと呼ばれる状態です

この方もステージ4a

治療前

前医でカテーテル治療は難しいという事で
関西地方から
当院まで来て下さいました

ステージ4aという癌が門脈に入り込んだ状態では
原則的には肝動脈塞栓術はしてはいけない事になっています

癌が門脈の血流を止めている状態の上、
治療で動脈の血流を止めてしまうと、
肝臓の血流が無くなり、肝梗塞と呼ばれる状態になり得るからです


そういう場合は、
リザーバー留置をして動注を選択する事も多いのですが、
この方の場合は、
血管の状態や、
癌の状態を考慮して
門脈動脈同時塞栓療法”を行いました

治療後1ヶ月

1ヶ月後CT


前医で治療出来なかった
癌が門脈に入り込んだ場所にも
しっかりと薬剤が貯留し、
その他の場所も明らかな再発はありませんでした


アンギオCTを用いて正確に、精密に行えば
腫瘍栓の塞栓も可能な場合があります


今日も新患で来られた肝臓がんの治療があります
気合いを入れねば・・

さて、本日も
ガンばりますか

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