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みなさま、おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

今週も、始まりました!
まだまだ暑い日が続きますね

先週も外来に
熱中症の方が来られました

しっかり水分、塩分摂取をお気を付け下さい

本日、ご紹介しますのは
肺転移を有する肝臓がんへの治療です

肺転移を持つような肝臓がんへの
標準治療はネクサバールという
飲み薬です

ネクサバールも良い薬ではあるのですが、
癌を小さくする効果は弱く
増大スピードをゆっくりさせる様な薬と言えます


そして、ネクサバールが効かなくなった場合の
薬はまだ無いのが現状です

岩本内科では
その様な肺転移にも
カテーテル治療を積極的に行います


肺転移の癌の動脈に
マイクロカテーテルを挿入し、
抗癌剤の持続動注、
もしくは抗癌剤含有の塞栓物質を投与します


この方も
関東の大きな病院で治療されていた方です

肝臓内も数十個の再発
肺内にも多数の転移を認める状態で来られました


まず予後に関わる肝臓の病変を
肝動注化学療法と
門脈動脈同時塞栓療法の併用で治療し、

肺転移も増大してきましたので、
そちらも治療中です


右気管支 治療前

治療を始めて
4ヶ月程度ですが、

肝臓内は数十個の癌は
数個まで減少


肺転移には
今回、気管支動脈から塞栓治療
右下横隔動脈から持続動注を行っています


右気管 治療後
右横隔


ネクサバールが効かなくなったとしても
まだまだあきらめない!
それが、岩本内科のスタイルです


さてさて、
今週も
ガンばりますか!

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