ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
岩本内科で行う
門脈動脈同時塞栓療法は
アンギオCTを用いて
癌の血管を同定し、
門脈まで薬剤が描出されるまで投与、
そして、腫瘍の動脈を塞栓する治療方法です
一般的な施設では
血管造影の機械はありますが、
血管造影をしながらCTを頻回に取るアンギオCTシステムは持ってない場合が多いです
ですので、
・・

の画像だけを頼りに
癌を治療していく事になります
上の画像ではなんとなく癌がありそうな場所が分かりますが、
それがどの動脈から栄養されているか・・・・
分かりますか?
血管造影の撮影では、
基本的には、2D
つまり平面的な画像として表現されます
奥行きが無い画像です
動脈が前側に走行していても、
後ろ側に走行していても
よく分からないのです
術者はこれを経験と知識で
想像しながら、
癌の動脈がどれかを当てていきます
分かりやすい癌であったり、
動脈であったりすると
血管造影だけでも簡単に治療できますが、
ちょっとでも難しい血管だったりすると
たちまち判断が難しくなってしまいます
もし正しくない動脈を治療すれば
正常な肝臓を塞栓してしまう事になりかねません
正しい癌の動脈を見つけていても
うまく癌が染まってくれなければ、
自信無く治療しなければならなくなります
そうすると・・・・根治はしづらいのです
岩本内科では
血管造影に加えてCTを同時に撮りますので(それがアンギオCT)、
その動脈が肝臓のどの領域に血液を運んでいるのか
一目瞭然なのです
こうする事で、常に100点を目指した治療が行えます
例えば、
上の血管造影の写真の方も、
癌の動脈を同定して、
CTを撮ると、
ピシャリ!!
自信を持って治療する事が出来ます

この写真の患者様は
肝硬変が進んでおり、肝臓の予備能力がかなり落ちています
Childという肝硬変分類で評価すると
CよりのBかCくらいになります
こういう肝予備能のギリギリの方は
超選択的に治療をしなければ
容易に肝不全になってしまいます
初代ガンちゃん先生が
考案した岩本内科のアンギオCTシステムは
とても優れものだと感心させられます
さて、
今週は、
とーーーっても
濃い治療が
たーーーくさん控えています
気合を入れて
(深呼吸)
ガンばりますか!
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