ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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ちょっとうまく記事がアップされていなかったみたいで・・・
遅くなりました
すみません・・・・
ということで・・・・
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
今週も始まりました
今週は少しまた冷え込む様ですね
また一段と、
インフルエンザ、風邪が流行るので
皆さんお気を付けくださいね
今日は
新しい論文のご紹介
症例報告(患者さまの一例を紹介するもの)ですが、
本当にたいした雑誌ではありませんが
英文で報告させて頂きました
Journal of clinical case reportsという雑誌です
下記のリンクで
誰でも読むことができますので
☞症例報告☜
興味がおありの方は
目を通してみて下さい
これは、
私が
父とは別のもう一人の血管造影治療の師匠 (永松医師)に
肝臓癌治療を習っていた頃の
貴重な症例です
肝臓がんの治療の報告です
タイトルは
Successful Down-staging of Hepatocellular Carcinoma with Inta-arterial Therapy prior to Liver Transplantation : A Case Report
です

この方の状態は
非常に肝硬変がひどく
肝臓の予備能力がとても低いため
外科的切除、ラジオ波治療が困難な方でした
癌は7㎝大と1cmの転移病巣
まずは
体外式カテーテルを使った
簡易型の短期動注化学療法(New-FP療法)を
行い加えて、
肝動脈塞栓術を行う事で
一度、癌は根治されたのですが、

再度、再発してきたため
肝臓移植を選択し、
その後、無再発で5年以上元気にしてある方の
報告です
この論文、症例報告のポイントは
最初の時点では
肝臓移植の適応外の状態であった肝臓がんを
優れた治療戦略で一度、根治させ、
その後再発を来した時に
肝臓移植の適応内となり
移植を行う事ができた
・・というところです
良い治療戦略を立てる事で
良い治療結果が産まれます
特に、
ぎりぎりの状態(癌や全身状態)では
救命するための治療戦略の幅が非常に狭くなるのです
そこをうまく切り抜ける事ができると
この症例の方の様に
非常に良い結果をもたらす事ができます
今週も
岩本内科で
たくさんの治療が待っています
どれだけ最良の治療戦略で
治療を行う事ができるか
さて、
ガンばりますか!
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