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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

昨日はうっかり
記事のタイトルを忘れていたみたいです
すみません・・・(笑)


ブログの拍手や閲覧数が多いと
やっぱり嬉しいですね♪
ありがとうございます!



昨日も
なかなかハードな肝臓癌治療でした

岩本内科に来られる肝臓癌、転移性肝癌の治療は
どの治療も骨がおれる治療ばかりです

他院で治療が難しい、出来ない
と言われた後に
岩本内科に来られる場合が多いので
仕方がないのですが、
それを引き受けて治療をするという重圧は
相当なものです


父である初代ガンちゃん先生はそれを
20年以上も続けていたと思うと
・・・・


でも、治療に骨がおれても、
しっかりと効果を出せていますので
全くもって問題ありません



今日もそんな治療のご紹介


腸を栄養する動脈から
栄養される肝臓癌の治療です



この方は
九州の南の方から来られたのですが、


おととしから肝臓癌を発症され、
地元の病院で
繰り返し肝動脈塞栓術を受けておられました


治療経過で
肝臓の最下端に
癌が再発してしまったのですが



造影CT

これが
肝臓の動脈からではなく
腸の動脈から生えてきた腫瘍血管から
血流が入っていたのです


癌は
栄養となる血液がもらえれば
どの動脈でも良いので、
肝臓からの動脈でなく、
腸の動脈など周囲の動脈から血流をもらう場合があります



腸の動脈に
肝動脈塞栓術を行うと
腸が壊死してしまうので、
通常は治療ができません




この方も、
前医では
腸の動脈から腫瘍血管が生えているので
この癌の肝動脈塞栓術はできないと言われたそうです



その代わり、
その部位にエタノール注入療法と呼ばれる
針を刺してエタノールを注入し、
癌を壊死させる治療がおこなわれた様です


しかし、一部が残存しており
追加治療も出来ないと言われたので


岩本内科を受診して下さいました



さて、
治療経過ですが、、

血管造影下CTを行うと、

治療前血管造影
治療前アンギオCT
肝臓内には
多発再発が見られました


また、
やはり腸の動脈から腫瘍血管が生えている癌がありました


まずは、
肝臓内の多発再発を
癌が存在する領域のみを
アンギオCTで見つけて、
マイクロカテーテルで超選択的に挿入して

門脈動脈同時塞栓療法
を行いました


次に、
腸の動脈にカテーテルを挿入し、
細い枝をぐるぐると越えていき、
腸の動脈から生える
腫瘍血管まで
カテーテルを挿入し


腸からの動脈

薬剤が腸に流れないように
慎重に
治療しました



治療後ですが、
肝臓内の多発する癌のほとんどに
薬剤が貯留しています

治療後


また、問題となっていた
腸の動脈から栄養されている肝臓癌にも
しっかりと薬剤が貯留しています

術後も慎重に見させて頂かないといけません


かなり神経を使う治療でしたが、
うまくいって本当に良かった



前医で治療できないと言われて来られる場合でも、
もちろん、やりましょう”と言うのが
初代ガンちゃん先生から受け継がれる岩本内科のスタイルです


“やりましょう”と言って、
本当に成果を出すのは非常に責任が重く
かなり勇気のいる事です


しかし、その条件下で結果を出してこその
岩本内科です


さて、ガンばりますか!

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テーマ:
ジャンル:心と身体