ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます
2代目ガンちゃん先生です
3連休も終わり、
今日からまた
スタートですね
そういえば、
先週
ヘパスフィアと呼ばれる
肝臓癌に対する
肝動脈塞栓術の際に使う
比較的新しい塞栓物質の
勉強会に参加しました
これまでも使ってはいたのですが、
使いようによっては
もっと使える製剤の様で、
更に幅の広がった治療戦略が
立てられそうです
本日のご紹介は、
現在治療中の
肝臓癌の経過報告です
この方は
こちらで治療を始めたのが
2ヶ月ちょっと前です
来られた時は
門脈本幹と呼ばれる
最も大切な血管内に
肝臓癌が入り込んだ状態でした
癌の影響で、
肝臓の予備能力もかなり低下しており
肝臓の予備能力を示す指標は
ABCの3段階に分かれますが、
その内の
もっとも悪いC、
良く言ってCよりのBでした
C の状態では
基本的には無治療が
ガイドライン上の方針ですので、
他院では、何もできませんと言われる
事がほとんどだと思います
この様な状態にまで陥った状態では、
1ヶ月程度で
通常は
肝不全になってしまいます
さて、治療経過ですが・・・・
今の所
ご本人も非常に頑張ってくださっていて、
低い肝臓の予備能力は
保たれたまま、
腫瘍マーカーも
治療前が4500程あったのが、
現在は800程度まで低下

画像上も
薬剤がしっかりと貯留しており、
良い効果が出ています
この様に肝臓の予備能力が低い状態であっても、
繊細な治療戦略で
治療していけば、
良い方向に向かう事も
多くあります
大切なのは
“医療者のあきらめない”心
と
“患者さんの前向きな”心です!!
今日も、
気合の入る治療が待っています
さて、
ガンばりますか!
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