ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます!
2代目ガンちゃん先生です
今日は
新しく岩本内科医院で受けられる様になった
肝臓癌に対する治療について
それは、
肝動注化学療法です
肝動注化学療法は
体にカテーテルを埋め込んで
持続的に抗がん剤を投与する治療方法で
日本を中心に
以前より行われてきた手法です
岩本内科医院では
初代ガンちゃん先生が考案した“門脈動脈同時塞栓療法”を
中心にこれまでも、、
これからも治療を行っていきますが・・・
最終的な目標は
“肝臓癌の撲滅! 克服!”
ですので、良い治療は何でも取り入れていきます
それぞれの治療方法には
得意とする相手
不得意とする相手があります
その不得意を
うまく補うことで最も良い治療が提供できます
岩本内科の肝臓癌治療に死角なし です
とは・・・言いすぎですが
私が所属する大学で行われている
肝動注化学療法は
New-FP療法と名付けられていて・・
考案したのは、
私の師匠である永松洋明先生です
その師匠が動注化学療法で有名な
板野哲先生なのですが・・・
弟子から弟子へと
つながっており、
初代ガンちゃん先生の流れとの
融合です
肝臓の門脈と呼ばれる血管に
癌が浸潤してしまった様な
進行肝臓癌が適応になります
本日ご紹介させていただくのは
この肝動注化学療法と
岩本内科医院の門脈動脈同時塞栓療法を
組み合わせて
非常にうまくいっている患者様のご紹介をします
広島在住の男性の方ですが、
前医で肝臓癌(肝細胞癌)に対して
血管造影を使った治療を中心に行われていたようです
治療反応性が悪く、
肝臓癌がびまん性に広がり、
門脈の中に
樹枝状に癌が広がってしまった状態になりました
これは非常に予後が悪い状態です
いつ肝不全になってもおかしくない状態で
余命1-2か月と言われたのをきっかけに
当院を探されて
今年の5月に
受診してくださいました。
受診時のCTですが・・・

黒く枝状に広がっているのが
門脈に浸潤した癌です
門脈に浸潤した癌は
門脈の本幹を抜け
脾静脈、上腸間膜静脈にまで
達している状態でした
この様な状態だと、
さすがに、門脈動脈同時塞栓療法を
おこなうと
肝不全の危険性があります
ですので、
肝動注化学療法を選択しました
大学と連携し、
留置カテーテルを
肝動脈内に留置し

New-FP療法を開始しました
2か月程度の
肝動注化学療法で
門脈内に浸潤した癌が
かなり退縮し、

肝臓癌の腫瘍マーカーの一つである
PIVKA-IIが
正常値まで改善しました
しかし、
AFPと呼ばれる
別の腫瘍マーカーは
ほとんど変化がありませんでしたので・・
入院して頂き、
血管造影CTを使い
残存している癌に

“門脈動脈同時塞栓療法”を
行いました
治療後ですが・・・
CTで
著明に薬剤が、
門脈腫瘍栓 本幹に
貯留しているのが確認できます

1週間後の腫瘍マーカー採血では
治療前のAFP 2910から
1週間で 1400まで
低下しておりました
これからも低下してくると思います
岩本内科医院に
新しい治療方法が加わりました
これで、また少しでも
肝臓癌、転移性肝腫瘍の患者様に
寄与できると思います!
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