ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます。山口です。
先週の日曜日は天気も良いので
初代ガンちゃん先生が好きだったという
英彦山の藤崎寿山さんという陶芸家の釜本を訪ねてみました。

僕はあまり陶器に詳しくはないのですが、
釜本の方にお話を聞いてみると
英彦山に窯があるのですが、
高取焼がルーツだそうです。
高取焼と言えば
黒田藩の御用窯として、歴史ある釜本です。
黒田の武将たちもこの高取焼の茶器でお茶を飲んでいたのかと
思いを巡らしてみると、
何だか更に好きになりました。
まるで将軍のようだった初代ガンちゃん先生が
この窯の陶器が好きだったのも納得です。
さてさて、今日ご紹介する症例は
数年前に肝癌を発症し、
他院で繰り返しTACEを行っていたそうですが、
その効果もなくガンが増大し、
ネクサバール治療を勧められ、
当院に来られた患者さんです。
昨年の4月に当院に来られた時には
門脈浸潤し、下大静脈を圧迫する肝外にせり出した大きな肝癌が
今にも破裂しそうな状態で、
他にも小さなガンが
肝臓中に広がっている状態でした。

この1年間、
門脈動脈同時塞栓療法でしっかりとガンをやっつけ、
破裂の心配はなくなったのですが
一度脈管浸潤し、肝全体に広がったガンは
ガンをしっかりやっつけても
また別のところから再発してしまうのが現状です。
この度アンギオCT施行すると、
やはり、また新たに多数の再発が見られました。

一部胆のう動脈からも栄養されたガンは
塞栓すると胆のうも死んでしまうため、
塞栓剤は使わず,
抗がん剤のみで治療を行い、
その他の無数のガンを
一つ一つ選択的にやっつけました。

胆のう動脈を治療したので、
術後胆のう炎のリスクもあることを患者さんにお伝えしていたのですが、
嬉しいことに術後大きな副作用もなく経過中です。
進行肝癌との戦いは、
治療が続き、気持ちがなえる事も多いと思いますが、
小さいうちに一つ一つ確実にやっつけることで
長生きして頂けると信じています。
今日もアンギオです!!
気合入れて
ガンばりますか・・・!!
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