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おはようございます。山口です。
今週は猛暑の為か、
外来が大忙しなのです。
昨日のお昼には「目の前が真っ黒になった」
という主訴で70代の男性が来られたのですが、
検査してみると、
両葉にわたる重症肺炎で

酸素の濃度も悪かったので
すぐに専門呼吸器科を紹介しました。
“肺炎”と聞くと
マイコプラズマだの、肺炎球菌だの、
何だか難しい病気のような気がしますが、(もちろん一部そういった特殊な菌やウイルスによって肺炎になる事もありますが)
実際、高齢者でなくても
風邪だと思っていたものが実は肺炎なこともあります。
日本人の死因 第3位に肺炎が来るくらいですので
かなり身近な病気なのです。
、80歳を超えると死因の1位が肺炎なくらいです。
高齢者に多いのは誤嚥性肺炎と呼ばれるもので
気管支に食べ物や唾などが入ってしまい、
そこから肺炎になってしまうのです。
口の中は雑菌だらけですので、
高齢者の肺炎予防には
口腔管理がとても大切です。
国立長寿医療センターで推奨されている口腔ケア方法は
1、口腔ケアスポンジで食べかすや歯垢を取り除く。(約1分)
2、舌ブラシ(30秒)
3、電動歯ブラシ(2分30秒)
4、含嗽1分
一日一回5分
上記のケアをするだけでかなりの予防になります。
ちなみに、高齢者に限らず、
歯周病は心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの疾患にも影響していますので
45歳を超えたら電動歯ブラシの方が良いそうです。
(僕も他人事ではなく、しっかり口腔管理をせねばならんです・・・!)
大忙しの外来で
少し疲れが溜まり気味ですが、
日々の診療でも
重大な疾病が隠れていることも多々ありますし、
今日も気合入れて!
ガンばりますか!!!
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