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おはようございます。山口です。

今日ご紹介する患者さんは
昨年の1月に多発大腸癌肝転移、リンパ節転移、肺転移で来られた患者さんです。

肝臓中に広がった肝転移は当院の治療で
制御できたのですが、
肺転移巣が大きくなり続けていました。
大腸癌肺転移

数個程度の肺転移なら
切除や放射線を当ててやっつけてもらえるのですが、
今回は無数の転移がある為、
適応外なのです。

通常、切除もできず、
放射線も当てることが出来ない肺転移の治療法は
全身化学療法となってしまう事が多いのですが、
現在の所、効果が乏しいのが現状なのです・・・。

ですが、ここで諦めないのがガンちゃんの心です!

患者さんとよくよく相談し、
肺転移に対してもカテーテル治療を行うことにしました。

つまり、気管支動脈までカテーテルを押し進め、
直接肺転移に対して抗がん剤(シスプラチン)を流し込み、
動注療法を行うのです。

今回は気管支動脈の挿入口が狭く、
見つけるのに時間がかかり、苦労しましたが、
何とか見つけ出し、動注療法を行うことができました。
気管支動脈造影

全身化学療法と違い、
肺転移に直接高濃度の抗がん剤が届くので、
良い効果が表れるのを期待してます!!



岩本内科医院では、医師・看護師を募集しております。ご興味のお有りの方は是非、ご連絡下さい。お待ちしています。 

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