ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます。山口です。
最近は小春日和が続いていて
医院側の公園の桜も満開です。

ポカポカ陽気のせいか、
昨日の外来は大忙しでした。
さて、今日ご紹介するのは
5年前に肝癌で当院に来られた患者さんです。
今では当院の治療により、
肝癌はしっかりとコントロールされ、
今回の検査でも再発なし!
だったのですが・・・、
先日、
胃カメラをすると、
気になる所見が見られ、生検すると
シグネットリングセルとの結果でした。

シグネットリングセル(印環細胞癌)とは
胃癌の中でも非常に予後が悪い組織と
言われているのですが、
早期で見つけることが出来たので、
シグネットリングセルと言えど、
早期胃がんの予後はとても良いのです。
通常なら切除を行うのですが、
今回の患者さんは背景に
腹部動脈閉塞、心筋梗塞等の疾病を持ち、
肝癌治療時も大変苦労して、
通常は股にある大腿動脈からカテーテルを挿入しますが、
左手の動脈から刺入し治療を行う方なのです。
それほど動脈硬化が強く、
背景にたくさんの疾病をお持ちだったこと、
また、今回はごく小さな病変でもあることから
ESD(レーザーで切り取る治療)が選択されました。
今後も厳重に経過観察しながら
肝癌だけでなく、
他の病変でも早期発見!早期治療!を行い、
「岩本内科に来たら長生きできる!」と言ってもらえるよう、
患者さんと共にガンばろうと思います!
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