ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます。山口です。
昨日の夕方、
今年の4月に岩本内科で治療を行った患者さんが
遥々宮城県から
経過を見せに来てくれました。
この患者さんは今年の4月11日と4月23日に
初代ガンちゃん先生がブログで紹介した患者さんなのですが、
始めて岩本内科に来られた時は、
肝臓中に原発性の神経内分泌腫瘍が広がっている状態でした。

下の画像は2回目治療前のアンギオCTと血管造影です。

サイズも大きく多発していた為、
初代ガンちゃん先生と共に、
2回にわけて門脈動脈同時塞栓療法を施行し、
全ての腫瘍をやっつけました。
このたび、CTで確認すると、
再発もなく、
肝障害も無くなり、
本人もとっても元気そうでした。

神経内分泌腫瘍は近年までその病態について
明らかになっておらず、
病理診断分類も2010年に作られたばかりで
病理医の間でも診断に苦慮する疾患です。
その治療法も未だに確立されておらず、
様々な治療が試されているのが現状です。
当院での実績は、まだ1例のみですが、
AS(門脈動脈同時塞栓療法)は神経内分泌腫瘍に対しても
かなり効果がありそうです。
今週はアンギオも外来も大忙しで
今日もアンギオがあります。
疲れも溜まり気味でしたが、
こうして元気な姿を見せに来ていただき、
本当に嬉しく、
逆に患者さんから元気をたくさん貰えました。
まだ若い方ですし、
これからも再発無しで
元気に長生きしてほしいです。
岩本内科医院では、医師・看護師さんを募集しております。
ご興味のおありの方は是非、ご連絡下さい。


