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今日は肝細胞癌におけるラジオ波治療の功罪について・・・

ラジオ波治療とは、
正式名称はラジオ波焼灼療法と呼ばれる治療で

現在、早期の肝細胞癌に対して
手術と双璧をなすとされる治療です

どんな治療かというと、
皮膚正面から超音波を使い、
肝臓の中の癌を見つけ、針を表面からさし
癌を串刺しにします

その針は電子レンジに近い原理で
高温を作ることが可能であり、串刺しの癌を焼くことができるのです

その治療効果は手術に近い治療成績が報告されているのが
現状です

昔の肝臓癌の外科手術は
患者さんにとってとても負担になる治療でした

それが、ラジオ波治療ではお腹を開けることなく治療が出来るという事、
肝臓の能力が低い患者さんでも治療を受けることが出来るという事において、
肝臓癌の治療の幅を広げる事が出来ました

しかし、初代ガンちゃん先生はいつもこのラジオ波治療に警鐘を鳴らしていました

まず、焼く前の生きた癌の塊に太い針を刺すという事の危険
・・・針を刺すという行為で癌を散らす可能性がある

焼くといっても、どの範囲で焼けるかというのは非常に経験的であるという点
・・・生焼けの癌はより悪性の性質を獲得する可能性がある

ラジオ波の治療で、肝切除と同等の成績が出されていても
それが、本当に比較できるものなのか? そこはとても難しいところです。

実際の臨床の現場では、ラジオ波治療になり得る肝臓癌は
比較的小さい癌です
一方、手術になる肝臓癌は比較的大きい癌となります

それを比較する事はなかなか難しいと思います。
もちろん、それを比較できるような形で行われた臨床研究も存在します・・・

2代目の意見としては、
ラジオ波治療も一定の条件の肝臓癌では非常に有効なものもあると思います
問題としては、ラジオ波治療を得意としている病院はラジオ波治療をやり続け、
カテーテル治療を得意としている病院はカテーテル治療をやり続ける
その病院、その先生の得意とするものがやり続けられる事が挙げられると思います

その癌の状態に本当に適した治療はなんなのか?
その観点から、ベストの治療を選ぶべきだと思いますし、
そういう臨床研究がどんどん成されていく必要があると思います

もちろん、敢えて不得意な治療を選んで行う先生はいないと思いますが
得意な先生に紹介すればいいだけのことだと思います

初代ガンちゃん先生が確立し、
今は岩本内科医院で山口院長が行っている
“門脈動脈同時塞栓療法”は

ラジオ波治療の様に針を刺すことなく
血管を通して
肝臓を外科が行うように切除してしまうという手法です

ですので、ラジオ波治療での問題として挙げたような事が起こりません
且つ、外科手術できないような肝臓の能力の患者さんにも治療が可能です

唯一の弱点というのが、肝臓を栄養する血管を見つけられない場合に治療が非常に難しくなるという事です

しかし、その弱点を補う為に、血管造影を使ったCT検査を一緒に行っているというのが
岩本内科医院の治療です

死角はありません!!

もちろん、この治療を行うには
根気・経験・体力・根性が必要です・・・

しかし、その要素は山口院長先生にちゃんと受け継がれています。
もちろん、僕にも・・・と自分で言うのはいけません

岩本内科医院では、医師・看護師を募集しております。ご興味のおありの方は、是非ご連絡ください。お待ちしています。
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テーマ:
ジャンル:心と身体