ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます。山口です。
台風が去り、
朝晩が急激に寒くなりましたね~。
今日は寒さで早く目が覚めてしまいました。
外来も風邪の患者さんが多くなってきています。
皆さん、体調管理には気を付けてくださいね!
昨日のアンギオは北海道から来られた47歳の女性でした。
去年の4月頃に、アルコール性肝硬変から肝がんを発症し、
遥々、北海道から岩本内科に来られました。
当初来られた時には、
肝硬変で腹水が溜まり、
肝ガンはステージIIIの状態でしたが、
去年の9月には初代ガンちゃん先生と僕とで
ガンを全てやっつけて、
一度はガンがなくなったのですが・・・、
その後もPIVKA-II(腫瘍マーカー)が上がったり、下がったり・・・、
その都度検査はするのですが、
再発は見当たりませんでした。
このたび、採血で、PIVKA-II(腫瘍マーカー)が300⇒800に増え、
これは、再発の可能性が高いと考え、
造影CT施行すると、
肝S3に動脈下CTで薄らと白く、
門脈下CTでは黒くならない結節があり、

アンギオCTを施行して判断することにしたのですが、
今回も、肝臓中を丁寧に全て探したのですが、
肝癌らしき結節は見当たりませんでした。

アルコール性肝硬変の画像診断は、
B型肝炎やC型肝炎等とは違い、
アルコール性過形成結節と肝ガンとの区別が、
時に非常に困難となります。
今回の患者さんは、
腫瘍マーカーの上昇が見られるため、
厳重経過観察とし、
念のため、肝臓だけでなく、
一度全身のPET検査を受けてもらうことにしました。
お酒を沢山飲んで酔っぱらうと、周りが見えなくなりますが、
ガンも見えなってしまうのでしょうか・・・汗
やはり、過度な飲酒はもちろん、
少量の飲酒でも、お酒に弱い方(顔がすぐ赤くなる人や、ガンマが上がりやすい人)
はアルコール性肝炎になりやすいので
このくらいなら大丈夫・・・!
と思わず、お酒を控えたり、定期健診で採血をしておくことをお薦めします。
岩本内科医院では、医師・看護師を募集しております。ご興味のお有りの方は、ご連絡ください。お待ちしています!
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