ガンちゃん先生が行なっている肝臓がんの治療を
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おはようございます。山口です。
先週、東京から35歳の男性が岩本内科に頼って来られました。
話を聞くと、今年の3月に肝臓の右側に11㎝の肝癌がみつかり、
腹腔鏡下で切除を行ったそうですが、
5月には腫瘍マーカーが上がり、
7月の検査では、肺の転移と、肝内多発再発がみられ、
残された治療法はネクサバールだけと宣告され、
治療を開始したそうですが、副作用が強く、
8月にはネクサバール中止となりました。
このまま、何も出来ないで終わるのは嫌だと思い、病院を探しまわり、
岩本内科に行きついたそうです。
9月11日に来院したときには、
再発・転移ともに進行しており、
肝癌切迫破裂を起こしていました。
すぐにアンギオを行なわないと、
数日~数週間の命の状態でしたので、
次の日に、緊急的にアンギオCT施行しました。
アンギオCTを施行すると、
肝臓の左側の肝外にせり出したガンから、
出血がみられ、


出血部位と、左葉の再発に対して
選択的に
門脈動脈同時塞栓療法を施行しました。

治療後血管造影で、出血がしっかりと止まったことがわかります。
肺の転移もあるので、
僕の治療が予後にどれだけ影響できるか
わかりませんが、
少なくとも出血は止まり、貧血は改善し、肝機能も持ち上がってきていますので、
一つ目の山は越えれたと思います。
ガンが見つかった時、
自分では何も考えられず、医者の言われる通りに
治療を受けていく・・・
そんな人がほとんだと思います。
ですが、初回治療と、その後の厳重なフォローで予後は大きく変わって行きます。
どんなガンだとしても、
自分でしっかりと医者を選んで治療してもらい、
その後のフォローも怠らないことが
一番大切です。
今回の患者さんは、初回治療から、たった半年で、
ここまで広がるガンなので、
体力が戻り次第すぐに、
また、患者さんと一緒にガンばりたいと思います。
岩本内科医院では、共にガンばる 医者や看護師さんを募集しております。ご興味のお有りの方は、ご連絡下さい。お待ちしています!


