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おはようございます。山口です。

ラボでの発表・・・

日本語でも質問攻めは苦しいですが、
英語での質問攻めとは・・・

考えただけでも恐ろしいです。

ですが、そんなラボで鍛えられたら、
どんな海外の学会発表も怖いもの無しですね!!

身体に気を付けてガンばってください!!


以前紹介した肝癌破裂の患者さんが、
また別の部位が出血を起こした為、
アンギオ日を早めて治療を行いました。

通常、肝癌破裂では腹腔内に血液が貯留するのですが、
今回の患者さんは入院当初より、
黒色便(消化管出血による)が出ていました。

もちろん、ずぐに胃カメラ、大腸カメラで
食道静脈瘤の破裂や、十二指腸乳頭部出血、その他の出血部位がないかは確認をしていたのですが、
出血部位は見当たりませんでした。
その為、他院では原因不明の出血とされ、輸血を繰り返していました。

ですが、肝癌破裂を疑って前回の緊急アンギオで
腹腔内への出血部位を確認し、
しっかり塞栓したことで、同時に黒色便も一時期はなくなっていましたが、
今回また黒色便が出始めた為、患者さんと話し、
前回治療したガンの下に残ったガンが小腸を噛んでいる可能性があること、
また、そのガンを詰めたら腸に影響があるかもしれないこと、に納得してもらい、
今回再びアンギオを行いました。
治療前アンギオCT

今回の治療は上腸間膜動脈から栄養されるガンで、蛇行が激しく苦労しましたが、
出血の原因となったS6の一番下のガンとS8のガンを
末梢の末梢までマイクロカテーテルを運び、
門脈動脈同時塞栓療法を施行しました。
蛇行が激しくて苦労しました・・・

治療前 治療後比較

今のところ、大きな腹痛もなく、
黒色便も止まり、順調にヘモグロビンも増えて、貧血も改善されていますが、
厳重観察中です。
治療後CT

これでまた、患者さんもガンばっていただけると思います!

日々、緊張感のある毎日です。。。

灰にならない程度に!!笑
ガンばりますか!

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