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おはようございます。

先日、治療した肝臓がんの患者様をご紹介します。
C型肝炎による慢性肝炎の60代の方です。
去年の2月頃に他県の病院で肝臓がんを見つけてもらい、
エタノ-ルを針で注入し癌を壊死させる治療(エタノ-ル注入療法)を
受けたようです。
その後、同年5月、12月と再発を来たし、
他院で血管造影下の肝動脈塞栓療法(TACE)を受けるも
再発を繰り返すので、岩本内科医院にご相談に来られました。

当院来院時には、肝臓の右側と左端に再発をしている状態でしたので、
それらの癌に対して初代ガンちゃん先生と山口新院長先生で
門脈動脈同時塞栓療法を行いました。
当院で治療した二つの癌は完全に治療されているのですが、
別の場所に10ミリくらいの大きさの再発が見られたので、
今回改めて治療となりました。今回は僕と山口新院長先生とで治療です。
造影CTでは明らかに分かるものは、1個だったのですが・・・
血管造影下CT (Angio-CT)を行うと、全部で4個の再発を認めていました
(矢印)。これが通常の造影CTとAngio-CTの癌の検出力の違いです。
腹部造影CT
治療前 血管造影下(アンギオ)CT

治療は、これらの小さな肝臓がんを栄養する動脈に、
マイクロカテ-テルを挿入し、選択的に門脈動脈同時塞栓療法を行っていきます。
DSA

確認のCTでは、それぞれの癌に薬剤が貯留しているのが分かります(矢印)。
治療後 血管造影下(アンギオ)CT

これで見えている癌は一旦、無くなります。
この様な再発を来たす場合は、細胞レベルで転移している場合が多いので
慎重に経過を見ながら、再発したらその都度、
門脈動脈同時塞栓療法を行い数を減らしていき、
最終的にゼロにもっていくしかありません。

肝臓がんの患者さんの治療で大切なことの一つは、
最初の治療をどうするかです。その最初の治療をどの病院、
どの医師に託すかは、患者様が慎重に選ぶ必要があるようです。

今日も治療です。元気を出して、ガン張りますか・・・
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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体