昨日の外来の最後の患者さんは、咳で来られた30歳代の女性でした。
ひどい咳がつづいていましたので、念のため胸部CTを撮りました。
すると、右の乳腺に15mmの石灰化のある腫瘍を見つけました。
エコーで確認し、さっそく乳腺外科に紹介しました。
今、門脈動脈同時塞栓療法のデーターを整理しています。
3女が頑張っていますが、それによると初回から門脈動脈同時塞栓療法を
受けたステージIの肝がんの患者さんの5年生存率は80%になります。
外科切除のできないChild B,Cの患者さん達も含まれますので
これはすごい成績です。
肝癌を早く見つけて、はじめから門脈動脈同時塞栓療法を受ければ
ほとんどの患者さんが5年生存するということです。
当然、肝癌は再発を前提としますので丁寧なフォローは必要です。
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