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おはようございます。

昨日は、忙しい外来のあと北九州肝胆膵研究会に
出席してきました、自己免疫性膵炎の症例提示のあと
下関厚生病院の坂田先生が肝臓の軟性立体モデルの試みの
発表がありました。患者さんの肝臓をMDCTの情報で、3Dプリンターで
軟らかい基材を使って立体モデルを作る試みでしたが、なかなか
面白い仕事でした。

肝癌副腎転移は、案外多く血行性転移の代表の一つです。
教科書では、右の方が左より2倍多いとあります。

だいぶ以前の患者さんですが、肝癌の治療中5年目に
右の副腎転移が出現し、外科切除をしてもらいました。
57歳男性 右副腎転移外科切除5年生存

すると、副腎部分に飛び出した肝癌が正常な副腎を圧迫しているだけでした。
その後も他の血行性転移をみることなく、肝内再発をくりかえし
切除後5年生存されました。

右の副腎転移は積極的に切除してみるべきと思いました。
右の副腎転移は血行性転移でないものが案外多いのです。

今日は手術が3例あります。
ガン張りますか・・!!
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テーマ:医療・病気・治療
ジャンル:心と身体